本日もブログをご覧くださりありがとうございます。7月ですが6月に香港に行ってきたのでその記事を書きます。
1 片道3万円以内で香港へ行けた
2024.6.9
香港行の便は朝早いのでこの日は蒲田駅近くのカプセルホテルに宿泊。
2024.6.10
蒲田駅(4:30)→羽田空港第3ターミナル(4:50)京急バス
時刻は朝の4時30分。なんと早朝にもかかわらず路線バスが羽田空港まであるんです。運転士不足と言われてる中で足があるのは本当にありがたい限りです。空港で働く職員の方も多く利用してました。
今回利用する香港行の飛行機は6時35分発。この時間帯は台北、北京など近場のアジア方面の飛行機が多く発着します。香港旅行にあたって通貨は事前に300香港ドルを用意しました。私はJR系列のビューカードを持っていて系列の両替所を使い6000円ほどでした。
審査を終えた後はまっすぐと乗り場へ向かいましたが乗客は香港人の方が多く感じました。運賃は預け手荷物なしで2万6千円ほどでしたが機内の収納棚を使うのは追加料金がかかるのでそのオプションを付けました。搭乗直前でアナウンスがありスタッフがパスポートと手荷物の確認をしてタグをつけました。
羽田空港(6:35)→香港国際空港(10:15) UO625便
搭乗時間になったので機内に入りましたがほぼ満席。一番後ろの座席を指定して予約した時は後ろが空いてるので快適に過ごせるかなーと思ってましたが大間違いでした。香港エクスプレスは座席指定は追加料金がかかり私は指定してましたが座席指定をしてないお客さまは当日ランダムに振り分けられるのです。
香港は日本と時差が1時間あるので時計を調整。4時間40分少し長めのフライトです。機内での安全に関するアナウンスは中国語と英語を交えてCAさんが実演してたので日本人の私でもわかりました。朝早いので機内ではおやすみするお客さまが多め。
機内では機内食と飲み物の販売を開始してました。機内食と飲み物は事前に予約して支払いができますが今回は水を予約して200円。香港エクスプレスは食べ物と飲み物の持ち込みはご遠慮くださいと案内があるのですが周りを見ると意外と多くの方が持ち込んでいてCAさんも特に注意することはありませんでした。まあ私も少し水と飴を用意してました!
10時半過ぎ、飛行機は香港空港に着陸。空港の中は香港を拠点にする香港エクスプレス親会社のキャセイパシフィック航空の飛行機がたくさんいました。空港は至る所で工事中。
飛行機からおりると空港鉄道に乗って入国審査を受けるビルまで数分の乗車。入国審査は審査官と目を合わせますが特に何も聞かれることなくそのまま入れました。
香港国際空港→中環 エアポートエクスプレス
空港からはMTRが運行する空港特急で中心部のセントラル駅まで移動。運行本数も多いので香港旅行に行く方はこれが一番わかりやすいです。乗車券はKlookというサイトでQR乗車券を事前予約して往復で3800円ほどでした。なおその日のうちにまた香港空港に戻る方は往復利用でも運賃が片道利用分のみ。
中環→大埔墟 香港MTR
セントラル駅ではここでも事前予約した観光客向けのツーリストデイパスを受け取りました。このパスは65香港ドル(約1300円)で最初の入場から24時間香港MTR(中国国境付近の羅湖駅、落馬洲駅は利用不可、全額請求)、バス、郊外のトラムが利用できます。私は滞在が24時間足らずなので今回はこれを使いました。香港ではICカードオクトパスカードに現金をチャージするほか最近ではVISAのタッチ決済によるサービスも開始されたのでますます便利になりました。このカード、入場はタッチするのですが出場はきっぷのように通すという変わったカードでした。
このパスを利用して最初に向かったのはタイポマーケット駅。そこの近くには市場がありフードコードまであります。あ、お腹空いた…。
フードコートはいろんな店があって私は定食屋のブースの前に着席。55ドルの回鍋肉定食を頼みました。自分でもわかったのが唯一この回鍋肉だったのですが出てきたホイコーローはとても肉厚。香港は外食する方が多く知らない方と相席して食事するのが普通。香港気分を味わえました。
昼食後は香港鉄道博物館を訪問しました。入場は免費、無料!!
構内にはかつての駅舎がそのままで展示されていて実物の機関車までありました。6月10日は香港の祝日龍船節(ドラゴンボートフェスティバル)だったので親子連れでにぎわってました。
これはかつて使われていた客車。上に扇風機があるだけの簡素な造りですが私はこのような空間が大好きです。
これは線路のポイントを切り替えるためのレバー、鉄道用語で転轍てこといいます。香港の鉄道の歴史だけでなく鉄道の動く仕組みを解説するコーナーもあるので何時間でも楽しめます。
タイポマーケット駅から満員のMTRで移動して尖沙咀(ツィムサーツイ)駅で下車しました。この近くに宿をとりましたがそれはこのチョンキンマンションというビルの中にあります。マンションなのでもともとは住居としてたてられましたが現在は数多くのホテル、ゲストハウスがあります。この中には両替所もあるので少しでもレートよく両替したければここ江行けばいいかも。
私は今回7階のNew York Guest Houseを予約しましたが予約サイトで出てきた名前は「香港太阳宾馆」。正直ここは事前に場所を調べないとわかりません。私は予約票に書いてあったビルの番号でようやくわかりチェックイン。ちなみにビルの中は古臭い雰囲気が漂っておりお世辞にもきれいとは言えません。しかし治安は前より良くなっているので利用しやすくはなってます。部屋には最低限のベットとユニットバスがあり無料のウォーターサーバーがあります。部屋に窓はありません。
ホテルに大きな荷物を置いて次に向かったのは香港トラム。1904年の開業以来100年以上香港の足として活躍してて車両は全てが2階建て。世界ではほかにイギリスとエジプトにしか走ってません。運賃は3香港ドルでクレジットカードのタッチ決済も利用可能。
香港は人口密度がI㎢あたり約6800人と世界3位。トラムからは林立する高層マンションや元気いっぱいの商店が見え香港という町のエネルギーが高いことが感じられます。人口密度が高いので香港トラムだけでなくバスまで2階建て。
香港の2階建てトラムに乗車後地下鉄で兆康(スィウホン)駅まで乗車してその周辺を走るトラムに乗ってみました。2両連結でしたが車内は超満員。人口密度の高い国は乗り物の密度も高すぎる…。
夕食はこの近くにある新聯輝餐庁(読めない)というレストランに入りました。読めなかったのですが飯なので何となくで指差しで頼んだらでかいチキンとライスが出てきました。チキンはカリカリに揚がってて食べ応えはありました。
一緒に頼んだのは魚の文字が入ってたので魚が食べられるかと思ったら出てきたのはシーチキンらしいトーストでした。あとでグーグル翻訳で調べたのですが指さした場所の一つ上が「チーズジャイアントウエストトースト」。違うメニューだったけど美味しかったからよし。会計は合わせて73香港ドル。
新聯輝餐庁
香港 屯門兆康苑兆康商場223-224號舖
13:00~20:17
香港も夜になり尖東(ツィムトン)駅まで移動してビクトリアハーバーが望めるアベニュー・オブ・スターズで夜景観賞。毎日夜20時からシンフォニーオブライツという光のショーが開かれていてビルが光り光線が出て音楽とともに町が巨大なプロジェクションマッピングになります。中国の領土でありながら北京などとは別の性格を待つ香港。電車すきの私からすると人口密度の高い国は公共交通の利用が活発で町にも活気があふれていることを感じられました。向かいまではスターフェリーという船も出てるので利用してみました。去年のオーストラリアでも感じましたが海外では船も公共交通として活発に動いているんですね。
2 滞在24時間以内で日本へ帰国!
2024.6.11
中環→香港国際空港 エアポートエクスプレス
翌日7時前、飛行機まではまだ時間がありますが香港を十分楽しんだので空港に向かうことにしました。
7時半ごろにカウンターで日本に向かうための搭乗券を発券。今回は人生初のビジネスクラスに搭乗。正直今回の香港旅行の目玉はこのビジネスクラスを体験することが真の目的(笑)香港から成田、しかもその先秋田まで向かいます。
今回の航空券はJALのマイルがたまったのでマイルで発券しましたが香港から東京までは24000マイル。しかも東京からその先、北海道から沖縄までなんと同じ24000マイルで行けてしまうんです。今回秋田を選んだのは行きたい場所があったから。
朝食がまだなのでビジネスクラスの特権であるラウンジで朝ごはん。キャセイパシフィックのラウンジでは朝から青島ビールとあったかいラーメンを食べました。少し運動後にオーストラリアを拠点とするカンタス航空のラウンジでシュウマイを食べましたが本格的で美味しかったです。ラウンジ内ではオーストラリアのテレビが流れてて去年行ったのを思い出しました。
香港国際空港内は飲料水をくむスペースがたくさんあります。
香港国際空港(10:40)→成田空港(16:05) JAL736便
今回使うビジネスクラスは「SKY SUITE」。JALはいろんなビジネスクラスがありますがその中でもあたりでした。香港空港悪天候と作業油もれによる滑走路閉鎖で混雑、その後調理場エアコン整備で更に遅れで結果1時間以上遅れて離陸しましたが安全第一が重要です。離陸後にしばらくするとドリンクサービスが始まってカクテルを頼みましたがちゃんとしたグラスで出てきました。
その後機内食が出てきて洋食を選びました。ステーキをはじめすべての料理が本格的。空の上で生ハム、温かいスープなんて今までの自分では考えられませんでした。飛行機は揺れるので少し大変ですが絶品でした。種類がたくさんあるのでいろんなものを組み合わせると楽しめます。
食後にはハーゲンダッツが出てきましたが容器は少し大きめ。お茶も湯のみで出てきて去年オーストラリアに行くとき利用したプレミアムエコノミーとは天地の差。温かいお茶にしたのはスプーンを温めてアイスを溶けやすくするため。
食事後は座席を横にして昼寝。ビジネスクラスでは食事以上にこれが一番の楽しみで今までにない解放感。足が延ばせるのでエコノミークラス症候群とはおさらば。ぐっすりと寝てましたがここで肝心なことを見落としてました。
左耳が詰まる…。
ぐっすりと休んでいたのですが飲まず食わずですごしてたらこの感覚。飛行機は気圧変化があるので航空性中耳炎という病気のリスクもあります。幸い唾をのんだら治りましたが気づくのが遅れてたらひどくなってたかもしれません。エコノミークラスでは水筒を置く場所がありますがビジネスクラスではモニター付近には荷物は置けず、横にもあまりなくCAさんに頼めばよかったと後悔。実は行きの香港エクスプレスでは口がさみしいので飴を持ち込んでましたが耳は平気でした。飴をなめるのは航空性中耳炎には効果的なので飛行機に乗る際はクラスにかかわらずおすすめです!
16時を過ぎてもう飛行機が着陸してるのですがまだ空の上。千葉県の銚子市近くまで機体は迂回して結局到着したのは17時。飛行機を出てすぐに羽田空港に向かわなければなりませんが幸いビジネスクラスだったので入国審査にこぎつけられました。
成田空港(17:20)→羽田空港(18:40) 東京空港交通
成田到着時に地上係員より乗り継ぎ便が間に合わないのでANA便に振替のため差額発生する旨ありましたが私は17時20分のバスに乗れたのでそのまま空港へ。しかも後から振り返る予定のANA便の案内まで来ました。
羽田空港(19:10)→秋田空港(20:15) JAL167便
そして何とか秋田行の飛行機に間に合って座席は一番前の1K。国際線のビジネスクラスだと乗り継ぐ国内線は一つ上のクラスJになります。夜の飛行だったので外は真っ暗。
秋田空港(20:30)→卸センター入口(21:10) 秋田中央交通
定刻で秋田空港に着陸してここからは路線バスで今晩の宿に向かいます。秋田中央交通は交通系ICカードが使えるのでとても便利。
今晩泊まったのはスーパー銭湯併設のホテル。部屋のタイプは上の屋根が吹き抜けてるタイプの簡易個室でした。まあ雨風しのげるだけで十分ですし温泉でゆっくりできました。
天然温泉 ホテルこまち
〒010-0061 秋田県秋田市卸町1丁目2−3
018-865-0001
チェックイン15:00 チェックアウト11:00
2024.6.12
羽後牛島(5:39)→羽後本荘(6:22)
おはようございます。羽越本線の始発で由利本荘市まで移動しますがきっぷは買えないので証明書をとって改札口で現金精算。2017年にも羽後本荘駅を訪問してますがその時と比べて駅舎が新しくなってました。
羽後本荘(7:00)→横手駅(8:51)羽後交通バス
日本海側の羽後本荘駅からは内陸の横手まで羽後交通バスの横荘線に乗車。
整理券をとってバスは出発。このバスは現金だけでなくD払い、メルペイなどQRコード決済が使えます。バスの車体はコミュニティバスでよく見る少し小さめのタイプでした。
途中止まったここは道の駅 東由利・黄桜の里。この周辺は老方地区と呼ばれていてかつては横手駅まで羽後交通によって鉄道が運営されていました。バス路線の横荘線の名前の通り鉄道で横手と本荘を結ぶ計画がありましたが実現はしませんでした。バスは地元の学校に通う子供たちが多かったです。
途中通ったこのバス停。「くびつか」ではなく「こうべづか」と読みます。バスに乗っていると変わった読み方をするバス停を見つけるのもバス旅のまたおもしろいところなんです。
横手(9:23)→新庄(10:50)
横手から新庄までは奥羽本線を使いますがその前に券売機でえきねっと予約した乗車券を受け取り。ここの券売機はみどりの窓口が廃止されたことにともなって新たに中央のオペレーターと話すタイプに変わりました。私の前に並んでた方はオペレーターと話してましたがその近くに改札係員がいてフォローしてました。
コストカットの一環で窓口をなくすというのはわかりますがもしかするとお客さまによっては直接人とのやり取りをする方がいいかもしれません…。
新庄では駅近くのラーメン店でとりもつのつけ麺を食べました。新庄など山形県北部ではとりもつが入ったラーメンが有名で卵の黄身ともつが入っています。
新旬屋 本店
〒996-0023 山形県新庄市沖の町3−20
6:30~9:30 10:30~14:30 16:30~20:00
0233-23-4634
火曜定休日
昼食後に新庄城跡まで散歩してその途中に和菓子屋に立ち寄りました。プリン大福は冷凍ものだったので食感はアイスのようでした。
杵屋 本店
〒996-0023 山形県新庄市沖の町10−10
9:30~20:00
0233-23-2706
新庄(13:18)→大宮(16:23)つばさ144号
新庄からは山形新幹線で一気に埼玉に、それも今年デビューしたばかりの新型車両E8系に乗車します。先頭車両が前より長くなりなによりも最高速度が300km/hまで上がりました。
今回は普通席を30%割引で予約しました。車内はとても明るかったです。お菓子は事前に市内の薬局で購入したチョコとスナック。父の実家が山形県の米沢で行くときは必ずこの山形新幹線の車内販売で父にねだって買ってもらってました(笑)
お弁当に冷たいコーヒー、アイスクリーム、お土産品といたしまして郡山銘菓薄皮饅頭はいかがでしょうか…。
山形新幹線を聞くときれいなアテンダントの声で必ず聞いたアナウンスも今はもう聞けません。列車の車内で購入する人は時代とともに減少して車内販売は新幹線でも少なくなってきています。最近東海道新幹線はグリーン車限定になりましたしね…。
父の実家がある米沢を出発後に車内販売が来ました。接客をしてたのは男性、トレーナーの女性と一緒でしたがアテンダントが似合いそうな声と笑顔でした。私が子供の時(2000年前後)は列車の車掌は男性、アテンダントは女性というのが普通でしたが令和の今は関係ありません。水はありましたがコーヒーが飲みたくなったので車内販売のワゴンが来たときに現金購入。キャッシュレス決済が使えるのですが当時を懐かしく感じたくてあえて現金使いました(笑)変わったところとしてはお金を直接渡すのではなくトレーに置くことぐらい。
やまびこ号と連結をするため福島駅に到着。奥では上り列車が走行するための線路工事が進んでました。現在山形新幹線が連結をするために福島駅進入時に上下線で平面交差が生じてます。それにより他の新幹線が速度を落とさねばならず遅延につながってましたがもし奥の線路ができたら平面交差が無くなって新幹線の遅延も解消、列車増発も可能になります!
福島駅からは300km/h運転をしてましたがなんだか前と比べて速くなっているように感じました。まあ子供の時は240㎞/h運転でしたから…。
大宮駅到着後に買い物をするために大宮マルイに立ち寄りました。そこで香港で使い切れなかった香港ドルを両替。ポケットチェンジというサービスは余った通貨を日本円でSuicaなどの電子マネーに換金できます。成田、羽田空港をはじめいろんなところにあるのでお勧めです。
香港は日本に近いですが文化面でいろいろ違いました。飲食店の相席もそうですが車優先を知らずに車の前を横切ってしまい怒られました(笑)。さらに香港の地下鉄は駅にホームドアがありながら係員の方が立っていて人員削減してる日本とは違う印象がありました。人の多い国は人とのやり取りが盛んなので町もとても活発になっていることを香港で感じました。日本は時代とともに人とのやり取りが少ないなあ…。
長くなりましたが本日もご覧くださりありがとうございます。
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