オーストラリア大陸横断は終点のパースへ(4日目)

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1 インディアンパシフィックの最終日

2023年12月23日

おはようございます。ついに最終日の朝を迎えました。だんだん東の空が明るくなってきました。

朝食はブラックキャロットジュースとオートミールから始まりました。

後に出てきたのはフルブレックファスト。2日目にも出てきましたが違いはソーセージからジャガイモをすりつぶしたものに変わっただけ。しかし味は絶品。

そこからラウンジにてカプチーノを頼みました。カプチーノプリーズ、たったこれだけで伝わります。本格的で器具を使いコーヒーを注ぐ姿はバリスタで出来上がりも素晴らしかったです。甘くてコクがありました!

この時ラウンジではミュージシャンが演奏中で中では乗客の一人がカラオケをはじめました。歌詞の意味は分かりません(笑)

外の景色を見ると日本ではあまり見ない貨車が見えました。

私が外国に行くとみるのが見たことのない鉄道車両で色とりどりなのでつい見入ってしまいます。

2 4351㎞の旅はいよいよ終点へ

13時ごろ、ついにインディアンパシフィック最後の食事が始まりました。全員一人旅中の方で1日目の夕食で一緒だった方もいました。メインはこの旅で初めての魚を選びました。隣の方はメインの料理は頼まず後でやってくるデザートのみでしたがそれでも会話を楽しんでいました。楽しみ方は人それぞれであることが感じられました。

デザートはパッションフルーツなどが乗ったシャーベット。私以外の方がおしゃべりだったのでかなり大盛り上がり。意味は分からなくてもとにかくうなずいて聞いてることをアピール。正直この旅で英語の授業1年分をやった気分になりました(笑)

15時前、終点まであと少しというところで長時間停車してしまいましたが貨物列車がすれ違った後15時42分に運転を再開。途中でパース近郊を走る鉄道を目撃。

そして16時20分、列車は定刻よりも1時間20分遅れて東パース駅に到着しました。シドニーから4351km、乗車時間は65時間。長い旅が終わりました。駅では家族や友人たちがお出迎え。

私は一人旅ですが今まで列車の中で出会った人たちと握手を交わしました。もちろんシドニーで出発前に会った方とも再会。正直一人旅ではなくクルーや乗客たちでチームとなって4日間の旅をしたのは今までにない経験でした。最後にハグをした瞬間に安心感とぬくもりで目から涙が溢れました。その後お別れして私はまた一人…。

ここからは電車に乗ってパースの中心部まで移動します。駅にあった券売機できっぷを購入。パースには「SmartRider」というICカードがありますが発行に10ドル手数料がかかる上に滞在は1泊だけなので今回はきっぷにしました。

電車が来る前、インディアンパシフィックの客車を眺めます。この列車での思い出は一生忘れません!!

その後city west駅まで移動してコインランドリーで洗濯。ここもクレジットカード対応でした。

洗濯後はパース市内のホステルにチェックイン。部屋に窓はないかと思いましたが天井に小さい窓がありました。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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