本日もブログをご覧くださりありがとうございます。今回でオーストラリア編の記事は最後になります。パースからシドニー、そして母国日本へ帰国します。
1 シドニーへ4時間ちょっとで戻る
2023年12月24日
Good Morning,Merry Christmas!!パースで迎えた朝はとても暑いです。翌日起きてわかりましたが
のどが痛い
パースは砂漠地帯に近いため乾燥が日本より激しいのです。さらにインディアンパシフィックは砂漠のどまんなかを走ってたので潤いが急速に失われてのどに激痛が走りました(笑)
この日は飛行機まで時間があるのでパース駅から電車に乗ってFremantle(フリーマントル)駅まで乗車しました。しばらくすると見えてきたのは海、そうインド洋です。今回乗車したインディアンパシフィックはインド洋と太平洋を結ぶという意味があります。インド洋を見るのは人生初。
駅から10分ほど歩いて到着したのはバザーズ・ビーチ。晴天の中で青い海。私は裸足になって海の中に入りました。
温かい。12月だというのに、日本は冬でもオーストラリアは夏。近くでは犬と一緒に泳いでる姿が見えました。同じことを日本でやったら確実に風邪をひきます(笑)
駅に戻る途中ではきれいな街並み。近くの喫茶店では朝食を楽しむ姿が見えました。
その後ホステルに戻ってチェックアウト。パース駅に来ました。パースの駅にも自動改札はありましたがICカード専用できっぷの場合は改札口に立ってる駅員に見せる方式で昔の日本みたいでした。
電車に乗って空港へ向かいます。なおこの時朝食を食べていなかったので駅近くのスーパーでホットケーキとハムを購入しました。
10時半ごろにパース空港駅に到着しました。ここから飛行機に乗ってシドニーに戻りますがオーストラリアで長期休暇に入る方が多く空港は大混雑。私は保安検査の際に金属探知機通過後おっさんから身体検査を受けてしまいました。幸いなんともありませんでしたが英語でしゃべりかけたのでビビりました。異国の地の空港は難しい!!!
今回利用するのはバージンオーストラリア航空で最初は格安航空からスタートした会社。日本でも羽田空港から北部のケアンズにも直行便が出ています。
列車でお金と時間をかけて行き飛行機でお金と時間をかけずに戻る、2021年にも同じようなことをしていました。現在日本唯一の定期寝台列車「サンライズ瀬戸」のシングルデラックスで東京から高松まで行き朝うどん。徳島まで移動して阿波踊り体験して坪尻駅に降りて高知市で宿泊しました。翌日に高知空港からジェットスターを使って10000円かからずに埼玉まで帰れました。
そして今回はオーストラリア大陸縦断を鉄道が27万円以上だったのに対して飛行機は3万弱。四国でやったことをオーストラリアでもやることになりました。そういえば四国とオーストラリア…似てる??
飛行機に搭乗しましたが飛行時間が4時間弱なのに到着時間が7時間以上後。パースとシドニーの時差は3時間あります。
なので時計を3時間早送り。お菓子はあらかじめスーパーで購入しました。
飛行機が離陸してしばらくするとドリンクサービスの開始。水、コーヒー、紅茶はフリーですがそれ以外は有料。飲み物以外にお菓子も用意してあります。
飛行機の安全のしおりを見てみましたが緊急時にドアを開ける際火と水の表示の他に石のようなマークがありました。もしかすると砂漠地帯の表示なのでしょうか?
窓の外はオーストラリアの大地が広がってました。なお本来は窓側の席だったのですが先に女性が座っていて変えようにも英語がわからす結局中央の座席になってしまいました。しかし2021年にジェットスターで高知から飛んだ時も中央の座席だったし移動できればどこの席でも関係ありません。
中央の座席の場合は両方から人に挟まれるので様子をうかがうのが大変でした。窓際の人がトイレに行きたそうな時があったので通路側の方に身振り手振りで伝えてなんとかなりました。スイス渡航の際に窓際のトイレ問題で痛みを知った身として気を使わなければいけないと感じました。
飛行機は定刻でシドニー空港に到着して近くにあるホテルまで歩きました。しかし空港周辺の道が複雑だったので歩くのがちょっと大変。
ホテルはベッドが大きめでしたがバスタブはなくシャワーのみ。
トラベロッジ ホテル シドニー エアポート
289 King St, Mascot NSW 2020 オーストラリア
15:00チェックイン 11:00チェックアウト
シドニー空港国内線ターミナルから徒歩17分
ホテルを出て私が向かったのはハーバーブリッジ。そうインディアンパシフィック乗車前日にも訪れた場所で夜の景色は昼とは違いとても幻想的。無事にシドニーに戻れてよかった!
オペラハウスは雨が降ってましたが賑わってました。夕食は食べられそうなところがなくなんと水とキットカットという食事になってしまいました。正直なところ私は昔から食に無頓着で中学卒業旅行で訪れた広島でも名物のお好み焼きではなくどこでも食べられそうなうどんでした。しかし私はインディアンパシフィックの旅を楽しめたのでそれで十分。
2 オーストラリア、旅立つ
2023年12月25日
翌日、ホテルをチェックアウトしてシドニー空港まで歩いてきました。国内線と国際線のターミナルを結ぶ無料のシャトルバスが15分おきに出ていて快適に移動。
JALのカウンターで日本人に出会い久しぶりの日本語。エコノミークラスの搭乗券にはなぜかLOUNGEの文字が…。
自分は2022年にJGC(JALグローバルクラブ)に修行して入会を果たしておりシドニーではカンタス航空のビジネスラウンジが利用できました。ホテルを単純に素泊まりにしたのはここで朝食を食べるためでした。ビールもあり朝からタダ酒が飲める、10年以上前の自分からしたら考えられません!
飛行機に搭乗しましたがここで少し違和感。JAL機に搭乗するとJALの機内音楽「i will be there with you」が流れるのですがこの日はクリスマスなのでクリスマスソングが流れてました。
そして飛行機は日本に向けて離陸、機内では今回の旅5度目の時刻調整。昔ドラえもんを見たとき道具で時間を戻したりしてましたが実際にやるとなんだか感覚がおかしくなりそうです(笑)
しばらくすると機内食としてカレーや味噌汁が出てきました。これは朝食扱いでラウンジで食べた自分も美味しくて完食。フルーツにはスイカがありました。
9時20分ごろ、機体の揺れが予想されるためサービスを一時中断してCAさんはいったん着席。その後35分ごろにサービスが再開。
その後機内は暗くなってお休みモードになってました。ちなみにこの時は私の隣は親子3人でしたが横になってました。それもファーストクラスキッドという膨らむクッションを座席の前においてました。横になれるのはビジネスクラスだけではないんです!!
14時08分、サイパン付近で機内は再び明るくなりました。
そして昼食が出てきました。オリエンタルチキンヌードルという焼うどんのようなものが出てきました。
機内モニターには青ヶ島の表示があり日本の領空に入りました。
そして16時55分に飛行機は着陸。10時間近くの長いフライトでしたがなんとか体がもちました。入国審査は自動化されていてらくらく、税関も手続きが簡単ですぐ入国できました。
18時30分に自分の家に帰宅後は夕食。私はどうしてもそばが食べたかったのでコンビニのそばとカレーライスを食べました。スイス旅の時もそうですがやはり帰国後に食べる日本食はとても美味しいんです。
そしてインディアンパシフィックの旅で出会った70代の男性の方とはラインを交換してパースで別れた後もメッセージのやり取りをしてましたがパース滞在中にはこんなラインが。
私は他の日本人の友人が泣いているのを見たことがありません。昨日、あなたは私の心にまっすぐ届きました。昨日の夜、ベッドの中であなたの夢を見ていました。あなたは素晴らしい素晴らしい青年です。正直に言えます。
あなたを愛しています。
なんと告白されてしまいました。学生時代は人に嫌われていた私が70代のおじいさんから、信じられませんでした。それだけ私の行動が心に響いたのかもしれません。いまでも少しやり取りをすることがありなんだかうれしいです。
今回の旅う自分史上最高額の旅でしたがその価値はありました。子供の時に本で見た光景はきれいでしたし異国の地のクルーズトレインはとても刺激的でした。シドニーで出会った方をはじめ多くに人に助けられながら旅したオーストラリアは英語がダメな私でも片言の単語と身振り手振り、ノリで何とかなります。
今回オーストラリア大陸を鉄道で4日かけて行きましたが楽しかったです。そのあとに飛行機で来た道を戻りましたがあっという間であっさりでした。日本でもそうでしたが夜行列車はコストが莫大にかかり、移動手段は速さを求めて飛行機に変わりつつあります。しかし鉄道のようなゆっくりした旅こそがいろいろ得られるものが多く心に残ります。長くなりましたがブログをご覧くださりありがとうございます!!ブログを見てくれた方、オーストラリアで出会ったすべての人に感謝!!!
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