皆さんお久しぶりです。最近旅行に行ってましたがブログ更新が途絶えてました。その理由は単純に…
書きたくなかったから
ブログ以上に夢中になっていたことがあったのと意味のないことを記事にするのがつらくなってました。しかし落ち着いてきたので今回投稿することにしました。2月の旅行で今更感がありますがよろしくお願いします。
1 生まれ変わった日田彦山線
2024.2.12
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羽田空港(8:05)→大分空港(9:05) JAL661便
本日は空路で羽田から大分までJAL便を利用しました。なおマイル発券の航空券だったのでかかったのは羽田使用料の370円のみ(笑)この大分空港は大分市内の他に温泉地の別府、湯布院にもバスが出てますが空港は国東(くにさき)半島のところなのでかなり離れてます。
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大分空港(10:08)→杵築駅(10:58) 国東観光バス
大分空港からはかつて走っていた鉄道、大分交通国東線に沿ってバスで走ります。バスで走っている最中には一般車がバスの前に強引に割り込もうとして運転士さんが何度もクラクションを鳴らしてました。日本中の路線バスに乗っていると無茶な運転をする車がいかにたくさんいるかがわかってきます。大分交通は鉄道が廃止された後は路線バス専業の会社として現在まで大分の足として活躍中。
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杵築(11:32)→行橋(12:22) ソニック24号
杵築駅からはJR西日本のe5489で予約してたきっぷを受け取り。自由席に乗車しましたが少し開いてました。なおこの列車、よく揺れます!
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城野(13:06)→田川後藤寺(13:49)
その後普通列車に乗り換えて城野からはICカード非対応の日田彦山線に乗車。昼食は城野駅近くのスーパーで購入して弁当箱に詰めました。旅行で弁当箱を持っていくと小分けの総菜を詰められて揺れる列車の中でも食事がしやすいですよ!
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田川後藤寺(14:14)→添田(14:28)
田川後藤寺で更に乗り換えて添田駅まで乗車、日田彦山線はここから夜明駅までですが車止めの標識があり線路はストップ。
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実は日田彦山線は2017年夏の豪雨災害で添田から夜明の区間が被害を受けて長らくバス代行だったのです。私は2015年1月に乗りましたがお客さまは少なかったのです。このようなことから鉄道復旧ではなく線路の一部を道路にしてバスで復旧。2023年8月よりJR九州バスによる運行で日田彦山線は復旧しました。
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添田(14:50)→夜明(15:55)
バスには地元の方以外にも私のような乗り鉄が数名乗車、整理券をとってバスは行く…
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途中ではバス専用道から美しい水田の景色が見えて9年前に乗った時と変わってませんでした。
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多くの方が日田駅まで行く中私は途中の夜明駅で下車。運賃の支払いには交通系ICカードが使えますが支払いは降車時に運転士が端末を操作してそこにタッチする方式。乗車時にICカードをタッチする必要はありません。
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夜明(16:37)→久留米(17:26)
夜明からは再び鉄道に乗車して福岡県の久留米駅へ、キャッシュレス派の私ですがこの駅は券売機がないので列車に乗車時整理券をとって久留米駅の駅窓口で現金精算。
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久留米駅から鹿児島本線で南下して熊本駅近くのカプセルホテルにチェックイン。少しの光は気になりません(笑)
ホテル ザ ゲート熊本
〒860-0047 熊本県熊本市西区春日1丁目14−1 ザ・熊本タワー プラザ1階
15:00チェックイン 10:00チェックアウト
096-288-0710
熊本駅の目の前!!
2 あと少しでつながらなかった熊本と宮崎
2024.2.13
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熊本(7:49)→肥後大津(8:26)
おはようございます。朝食を近くのファミレスで済ませて通学の高校生でいっぱいの豊肥本線に乗車。きっぷは前日に久留米駅で受け取りましたがその前の夜明駅からの通しにしなかったのは久留米駅で分けるとJRの規則上270円安くなるから。私のケチ精神が発動(笑)
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肥後大津(9:26)→高森(10:15)
肥後大津駅からは南阿蘇鉄道の列車に乗車。南阿蘇鉄道は2016年4月の熊本地震で甚大な被害を受けましたが2023年7月に7年ぶりに復旧!!JR乗り入れも実現してアクセスが便利になりました。立野駅からはインバウンドのお客さまがたくさん乗り込んで渓谷や車窓の阿蘇山を撮影しまくってました。
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終点の高森駅にはワンピースラッピングの車両が停車。
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高森町に来たら訪れたい場所がありそれがこの高森湧水トンネル公園。このトンネル、なんだか列車が走れるような雰囲気ですがそれもそのはず、ここは列車が通る予定でした。
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南阿蘇鉄道は高森駅が終点ですがさらにここから宮崎県まで線路を伸ばして高千穂鉄道(2005年廃止)とつながる予定でした。許可も下りて工事が進んでましたが建設中に大量出水事故が発生。その後に建設が中止されて熊本と宮崎が線路でつながることはありませんでしたが高森町の水源、公園として生まれ変わりました。トンネルの中は涼しかったです。
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バス停で待っている最中に肥後大津駅近くのイオンで購入した食材で昼食。今まで昼食は総菜パンや弁当ばかりでしたが弁当箱を持ってきたことで選択肢が広がり食べやすくなりました。コロッケの下にはかにかまとミートボール入り。
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高森中央(11:15)→高千穂BC(12:34)九州産交バス
高森町からは次の目的地高千穂町までバスに乗車。鉄道でかなわなかった熊本宮崎はバスで実現しました。道中は山の中だったので勾配とカーブが連続。
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車窓に見えたのは宮崎県の五ヶ瀬町役場。
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高千穂バスセンターに到着してここからは再び鉄道で…と言いたいところですが鉄道はありません。高千穂から延岡まではかつて第3セクターの高千穂鉄道が走ってましたが2005年の台風で被害を受けて運行を休止、一部復旧も考えられましたがそれもかなわず2008年に全線廃止となりました。
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現在は高千穂周辺で残ってた線路を利用して「高千穂あまてらす鉄道」が保存鉄道を運行。
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車両の名前は「グランドスーパーカート」でトロッコにのって高千穂鉄橋まで走ります。一度廃止された高千穂鉄道は大勢の観光客によって活気を取り戻しました。見どころの高千穂鉄橋に差し掛かる前は風の確認を行います。だって強風吹いてるときに渡ったら危ないですもん。
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カートは高千穂橋梁の中心に到着。跨いでる岩戸川からの高さは105mで当時は日本一高い鉄道橋でした。運転士さんによるシャボン玉のパフォーマンスもありました。橋を渡りきったあと折り返して高千穂駅まで走行。トンネルも途中ありなかではイルミネーションが光ってました。
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高千穂鉄道を満喫した後は高千穂峡まで歩いていきますが途中で甘いものが食べたくなりチーズ饅頭の店に立ち寄り。ここは就労支援事業所として障がいの持った方も働いています。自分も自閉症をもつ障がい者なので応援したくなります。高千穂峡はインバウンドだらけでしたが空気はきれい。
ちょいCafeにじいろ 彩り
〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1171−7
11:00~17:00
0982-83-0707
木曜、日曜定休日
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高千穂BC(15:40)→延岡駅(17:00)宮崎交通バス
高千穂からは路線バスでかつての高千穂鉄道を乗り通します。バスの車内にはヤマトのコンテナがあり宅急便をバスで運ぶ取り組みをしていました。今バスとトラックは人手不足なのでこのような二刀流は今後地方では普通になるかと思います。
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車窓を見ると高千穂鉄橋が見えました。やはりとても立派に見えますね。
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延岡(17:31)→宮崎(18:41)ひゅうが13号
延岡駅での待ち時間を利用して夕食の弁当を購入。唐揚げはとてもジューシーでマヨネーズが絡んで美味しさが増します!!南延岡駅近くには旭化成の工場があるため特急の自由席はあっという間に満席に。匂いがきつかったらすいません…
のべから堂&コトコトカレー
〒882-0053 宮崎県延岡市幸町3丁目2−4
11:00~20:00
0982-20-5702
延岡駅の目の前
今回宮崎では高千穂に行きましたがもし最初に東京から高千穂に行くのであれば宮崎空港よりも熊本空港の方が圧倒的に近いです。路線バスは1日1本しかありませんが…。
この日は都城まで移動しておやすみなさい…
3 鹿児島空港はなんで市街地から遠いの
2024.2.14
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中央通り(6:47)→志布志駅(8:04)鹿児島交通バス
この日はバレンタインデー。鹿児島県に向けて南下します。車内は通学の高校生で賑わってました。
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鹿児島県に入って最初の自治体曽於(そお)市の街中に踏切。かつて西都城と志布志を結んでた国鉄志布志線(1987年廃線)の末吉駅で現在は跡地に鉄道記念館があります。
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志布志駅に到着してしばらく周辺を散歩。2015年元旦には宮崎から志布志まで日南線を乗り通しを達成。
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志布志駅(8:36)→航空隊前(9:41)鹿児島交通バス
志布志駅からは大隅半島を西へ行きます。志布志からは鹿屋・垂水を経由して国分駅まで国鉄大隅線が走ってましたが先述の志布志線と同じく1987年に廃線。鹿児島交通が現在は結んでます。乗ったバスは3ドア、日本全国のバスに乗った私でも見たのはここが初めて!!!
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鹿屋では訪れたかったのがこの航空史料館。海上自衛隊の展示や戦時中の鹿屋から飛び立った特攻隊の歴史を学べます。犠牲になった特攻隊員の中には10代もいて私より若い!!今私は平和な中で生きられてとても幸せ…入場は無料なので鹿屋を訪れたときはぜひ立ち寄るべきです。
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航空隊前(10:36)→垂水港(11:22)鹿児島交通バス
大隅半島を北上して垂水市へ。市内のラーメン屋で昼食を食べて市役所周辺を散歩。
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市内からは桜島がよく見えます。近くの和菓子店で買ったのは鹿児島銘菓のかるかん。食感はカステラのようでした。
松月堂
〒891-2106 鹿児島県垂水市中央町2−1
0994-32-0054
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垂水港に行くとそこには鹿児島市内に向かうフェリーが止まってました。鹿児島県の大隅半島から鹿児島市内へ向かうのであればこの垂水で船に乗り換える方がかなりの近道なのです。そのため鹿屋からのバスは多くが垂水港止まりとなってます。また大隅半島直行バスというものが鹿児島市と鹿屋市の間で運行されておりなんとバスがそのまま船に乗ります!
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この垂水からは鹿児島空港に行く路線バスが4本出てます。
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垂水港(13:00)→国分駅前(14:11)鹿児島交通バス
垂水港からは海沿いに路線バスは進みます。途中見たバス停はなんだか頑丈なつくり。桜島が近いので火砕流、火山灰から身を守るためのものですね。
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国分駅前(14:57)→鹿児島空港(15:20)鹿児島交通バス
国分駅で途中下車して近くのスーパーで夕食の買い出しをしたのち再び路線バスで鹿児島空港へ。運転士さんは女性で現金精算のため両替が必要なことを繰り返しアナウンスしてました。女性のかたは気配りが素晴らしいですね。
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定刻で空港に到着しましたが予定より早く着きすぎたので空港内で酒を飲んで17時30分発の飛行機で羽田へ帰還しました。鹿児島空港は山奥で市街地に近いところが便利なのにと長らく思いましたが
それは大間違い!
あくまで私の私見ですが鹿児島空港が市街地に近ければ鹿児島市などの薩摩半島地域の方は便利ですが今回旅した大隅半島から鹿児島市内へは陸路だけでは相当な遠回りになることを路線バスで実感しました。「鹿児島」と名前がある以上鹿児島県民全員が使いやすい立地がここなのかなと感じました。
また鉄道が災害に遭ってその後復旧するか廃止になるかで運命が分かれることも感じました。
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長くなりましたがご覧くださりありがとうございました。
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