ひろーい岐阜県 大自然から懐かしの風景まで

2022年5月16日

前回は長野松本の上高地を散策しましたがここから続けて岐阜県の飛騨に突入しました。こちらも自然を満喫できました!

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12時発のバスに乗って平湯温泉に向かいます。

12時24分に平湯温泉のバスターミナルに到着しました。途中安房(あぼう)トンネルの中で岐阜県に入り東海地方に入りました。温泉ということで足湯もターミナル内にあります。

12時40分のバスで新穂高ロープウェイに向かいます。

山間部の狭い道を進んで新穂高ロープウェイの駅に到着しました。松本バスターミナルで購入したアルプスワイドフリーパスポートを提示してロープウェイのチケットと引き換え。

第一ロープウェイに乗車してまずは中間地点の鍋平高原駅へ。

鍋平高原駅でロープウェイを乗換、ここまではどこにもあるような普通のロープウェイ。

しらかば平駅にて第2ロープウェイに乗り換えました。このロープウェイの最大の特徴はこのゴンドラ!日本唯一の2階建て構造で2020年にオーストリア製のゴンドラにリニューアルされました。ロープウェイと言えば鉄塔を通過するときに「ふわっ」と宙に浮くような感覚になりますがここはその直後振り子のようにゴンドラ全体が大きく揺れます。安全ではありますが少しスリルを味わえるのがたまりません。

第2ロープウェイは7分間と乗車時間が長く区間によっては平坦です。

西穂高口駅に到着して展望台へ。雄大な穂高岳、槍ヶ岳が目の前に見えます!天気は曇りでしたが稜線が良く見えました。山頂にはガイドさんの解説もありました。皆さんも聞いたことがある「アルプス一万尺」にも出てきて歌詞にもある「小槍」は槍ヶ岳山頂付近の岩のことだそうです。すげー!と感心しましたがこちらの山々の稜線は狭い箇所が多くロッククライミングの技術がないと難しいです。

展望台にはなんと郵便ポストがあり、標高は2156m!1年中営業してるポストとしては日本一の高さです。ちなみに期間限定を含めると日本一は富士山です。

ロープウェイの背後には笠ヶ岳、残雪が真っ白できれい。ロープウェイがこれから空を飛ぶんじゃないかと思うほどの美しい絶景です。

絶景を満喫したあとはしらかば平駅に帰還しましたここでおやつをとります。アルプスのパン屋さんでできたてのパンとコーヒーをいただきます。パンはレモンクリーム入で少しの酸味が好み。売り切れでしたがここにはロープウェイの形をしたゴンドラ食パンも売られてますので来たときはぜひ!

なおしらかば平駅周辺は温泉もあるので観光客や登山客も手軽に疲れを癒やすことができます。

さあそろそろ地上に舞い降りよう…

15時55分のバスで高山市内へ向かいます。大型バスなので快適。

17時28分に途中の古い町並口というバス停で降りて高山市内の伝統ある町並みを観光しました。城下町の風格がある岐阜屈指の名所でタイムスリップしたよう。

少し観光後、本日の宿にチェックイン。泊まるのは私の愛してる共立メンテナンス系列、「飛騨花里の湯高山桜庵」です。タブルのお部屋に贅沢にも一人で泊まれました。

夕食は高山の町並みを観光してた時に予め予約したお弁当を受け取りました。飛騨牛をふんだんに使ったステーキ弁当です。飛騨牛を口に入れたその瞬間、

私は泣いた。同時に口の中でとろけた。

飛騨牛は本当にうますぎてこうなるほど、グルメも実際に自分の舌で味わってみないと分かりません。

洗濯を済ませてドーミーイン系ご自慢の温泉に入って疲れを癒やします。ちなみにドーミーイン名物で夜鳴きそばが出ますが夜に食べることが少なく温泉で心地よい眠気を誘ったためそのままベッドの中へ。

2022年5月17日

おはようございます。心地よい朝を迎えられました。このホテルには貸し切り風呂があり、高山の朝を独り占めできます。湯船に浸かってすっきりお目覚め!

風呂上りに高山駅周辺をお散歩。名古屋に向かう特急ひだ号が発車の準備に大忙しでした。駅構内には高山祭の山車の一部が展示されていました。高山祭は年2回開催されていて「屋台」と呼ばれる山車が街をめぐる姿は日本三大美祭にふさわしいです。

7時よりお待ちかねの朝食!ドーミーインと言えばご当地名物の朝食は外せません、だってこれが楽しみなんですもの。飛騨牛の牛丼や奥美濃の郷土料理鶏ちゃんなど飛騨の味覚がいっぱいで満腹になりました。

高山から本日向かうのは合掌造りで有名な世界遺産白川郷です。8時50分発のバスに乗車します。

飛騨トンネル通過中

高山を出ると白川郷まではノンストップ。途中バスは東海北陸自動車道を通りトンネルが多いのが特徴です。その中でも飛騨市と白川村の間にある飛騨トンネルは全長10712m!道路用トンネルとしては国内3位、海外を含めても12位の偉大なトンネルです。相当な難工事で飛騨トンネルの区間だけが最後に開通し白川地区の生活が大きく変わりました。制限速度は70km/hなのでとてもトンネルが長く感じました。

9時40分に白川郷バスターミナルに到着しました。

今回は松本から白川郷まで使った交通機関全てでこのフリーパスを使用しました。白川郷まで使う分をその都度払った場合は12930円で微妙に元は取れません。

しかし私は思います。多少高くても最初の1回でフリーパスを購入すればその後は乗車のたびにお金を払う必要がありませんし、なによりフリーパスを見せるだけなのでスマート&スピーディ。さらに道中で窓口での乗車券発券の手間や降車時の運賃支払いもないので窓口スタッフや乗務員の負担も減りますし現金取り扱いも少ないので衛生的。

フリーパスはお得に移動するためだけではありません。楽をするためでもあります。

私も今までは旅行中少しでも安くしようということを考えてましたが今では楽をしたり負担を減らすためにお金を使うべきところは使うようにしています。旅の計画を立てるときは参考にするとより楽しめますよ!

気を取り直して白川郷観光。まずは展望台が近くにあるので上ることに、美しい合掌作りの家が立ち並んで日本のふるさとらしい風景が見えました。なお展望台に観光目的でマイカーは入れず、歩きたくない方はシャトルバスも出てますのでおすすめ!

白川郷はきれいな三角形で最大の特徴は屋根はいずれも南北を向いてます。日がまんべんなく当たって雪が溶けやすくなります。さらに白川郷のある南北に細長く山に囲まれててそれぞれから風が吹くため風を受ける面積を少なくするためでもあります。話が逸れますが新幹線がとがっているのは風による空気抵抗の影響を少なくするためです。日本は風に関する工夫が良く見受けられますね!

こちらは白川郷最大の合掌造り和田家で国指定の重要文化財に指定されてます。なおこちらは今でも住居として機能していて白川郷は観光地ではあるものの地元の方の生活スペースとなってます。観光客として印象良く静かに眺めました。

11時に近づいてきたので昼食は合掌造りの民家の店「いろり」へ。焼豆腐定食の豆腐は少し硬めで食べ応えがあり、山でとれた山菜もシャキシャキでご飯が止まりません。白川郷周辺には豆腐の店もたくさんありますし、朝に肉をたくさん食べたのでヘルシーに食事を楽しめました!

世界遺産として有名な白川郷ですが岐阜県白川村の隣の富山県南砺市の五箇山(ごかやま)もエリアとして登録されてます。機会があったらそちらも列車とバスを乗り継いで訪れてみたいです。

白川郷には鉄道は通ってないので駅からバスで行かなくてはなりません。私は高山からですが日本海側の富山や金沢からもバスがあるので北陸観光のついでとしても行けます!それでは私は次に進みたいと思います。

旅はつづく・・・

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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