日本列島から一番遠い母島のありのままの姿に私は魅了された

父島滞在記はこちらから

本日もご覧くださりありがとうございます。前回父島訪問の記事を投稿しましたが今回は小笠原もう一つの有人島母島にも行ってきました。父島とはまた違った景色が見えました。

目次

1 母島は離島らしい

2023年3月17日

この日母島には船で向かいますがそこにはこのような看板が。父島上陸時も固有種を守るために靴底をごしごししましたが母島には母島特有の生物がいるためここでも靴底をごしごし。

父島の二見港から少し離れたところにある窓口でチケットを購入。クレジットカードはVISAとMASTERに限り出港の15分前まで決済可能です。

本日乗船する伊豆諸島開発のははじま丸は別名ホエールライナー。名前の通り船からクジラがよく見えるようです。7時30分に出港して母島まで2時間の船旅。

船内でゆっくりするところ私は外にデッキがあったので風を感じてゆっくりすることに。

父島を出港して青い海だけになりました。沖では数回ですがクジラの姿を確認できました!

2時間の航海はデッキにずっといました。

母島の港に到着してしばらく停留。日帰りの方は4時間ほどの滞在ですが私はここで1泊。宿の方が看板をもって迎えてくれました。

泊まった宿は「ルシエル」。実は母島で最初に宿を予約する時にここ以外にも4軒電話をしたのですがいずれも満室。ここが取れなければ母島の宿泊はあきらめるところでしたが見つかってよかったです!

部屋の中はユニットバス完備でWi-Fiもあり。しかも洗濯機と乾燥機は無料で使えます!いままで全国の旅した中で洗濯乾燥が完全に無料なのはここが初めて。

宿での手続きを終えた後はレンタサイクルを借りに行きました。24時間で料金は4000円、宿で充電するために充電器も貸し出してくれました。店はカフェも併設されていてほかにバイクやダイビング用品のレンタルもあり。

ダイブリゾート母島
8:00~17:00
TEL. 04998-3-2242
母島港から徒歩2分!

自転車を走らせて昼食は脇浜なぎさ公園にてとりました。母島は飲食店が少ないので父島にて弁当を購入しましたがははじま丸の道中で他のお客さまから朝食用の弁当の余った分を差し入れてくれました。貴重な食事をありがとうございます。

海の中にはなんと大量のサメ!!近くに鮫ヶ崎展望台があり名前の通り。うかつに海に近づけません…。

自転車で母島を一周。しかし道は都道241号線が南北にあるのみなので縦断という方が正しいです。離島ではあるものの道はかなりしっかりしてます。

道の途中にはハイキングコースの入り口があってここにも種子や泥を落とすための道具箱が完備されてます。

自転車で行ける母島の一番北までやってきました。ここ周辺はかつて北村という村が存在しておりここから船が出てました。小学校もあって人々が生活してましたが今はその痕跡はありません…。

母島には戦争の痕跡がところどころに見えます。ここは「探照灯基地跡」。

母島の自然はかなり深く原生林がそびえてます。この石門入口はガイド同行の上で3月から9月の期間限定でしか立ち入れません。

宿の近くにあったロース記念館では母島の歴史を学ぶことができます。ロースとは母島特産のロース石のことで料理用のかまどにも使われてました。

宿から自転車で30分ほどこいでやってきたのは都道最南端の地。東京都の中で車で行ける最も南でここから先に有人島はありません。

この日最後にやってきた南京浜のビーチ。看板にある東京都の文字を見るまでは沖縄にいるかと思ってました(笑)

夕食は宿でいただきます。島の中には飲食店もありますが少ないので離島にたまに行く私としては2食付けることをお勧めします。ステーキや新鮮な刺身をはじめとしてよく味わえました!

夜の母島を散歩しましたがとても静かで星も見えました。私としては父島よりも母島のほうが生活感があふれて好きです。日帰りで訪れる方も多いですが1泊するべきだと感じました。

2 朝から出港まで楽しく!

2023年3月18日

起床後朝食までは時間があるので朝のサイクリング。道の途中には朽ちたショベルカー。

ここはかつての母島の旧へリポート。今のヘリポートはもう少し南に行ったところにあります。ちなみに母島で救急搬送となった場合は自衛隊のヘリコプターで硫黄島まで運ばれた後飛行艇で内地(本土のこと)の病院に搬送されるので9時間ほどかかります。離島では事故や病気には注意しましょう!

都道最南端の手前にあった浜辺は万年青浜(おもとはま)。崖が立っていて美しい。

宿に戻って7時からの朝食。私としてはプレートの左側にある練り物の唐揚げが美味しかったです!

小笠原滞在も残りわずかとなって最後にはここ鮫ヶ崎展望台を訪問しました。

9時30分ごろ、港にははじま丸が入船。汽笛一声で船に向かって手を振ると乗客が振り返してくれました。私はこの船に乗って小笠原を離れますがそれは次の記事で。

小笠原を出発へ!

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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