さいたま市民によるさいたま市2泊3日旅行 1日目

目次

1 今回の旅行について

皆さんこんにちは。いつもブログをご覧下さりありがとうございます。私は旅行が好きでよく列車を使って旅をしており、現在は47都道府県全てに泊まることを目標としています。そして今回は地元の埼玉県に泊まることにしました。思えば今までの旅行は遠方にお出かけすることがメインで自分の地元に対してあまり経済的に貢献してませんでした。今回は地元を改めて深く知るという意味を込めて移動がすべてさいたま市で完結する旅行をすることにいたしました。20年以上さいたま市に住んでいますが本当に刺激になり、子供の頃を思い出し、感動しました。3回に分けて今回は投稿します。それではどうぞ!

2 さいたま市とは

さいたま市は2001年5月1日に浦和市、大宮市、与野市の3つの市が合併して誕生しました。2005年には岩槻市も編入されました。人口100万人を超える政令指定都市で市内は10の区で構成されてます。私は3歳くらいの頃からさいたま市に住んでいて、桜区と現在の浦和区で居住経験があります。浦和、大宮周辺は人口が集中する大都市ですが一歩離れると自然が広がるところもあり空気が美味しいです。

3 出発は浦和区から

おはようございます。本日の出発は浦和駅からです。

浦和駅の西口から南方面に歩いて到着したのはつきのみやこと調(つき)神社です。この神社よく見てみるとなんと鳥居がなく、狛犬ではなくウサギが置かれています。全国的にも珍しい神社です。

神社では旅ができることに感謝してお祈りしました。この神社ではことあるごとに行事が開かれますがその中でも毎年12月12日に開かれる十二日まちは有名で神社境内では熊手が売られてにぎわいます。コロナ渦前は浦和駅から神社まで露店が出店し、友人たちと盛り上がったものです。調神社はツキを呼ぶ神社としても知られてるので願いがあれば調神社へ!

こちらは私の子供のころの遊び場常盤公園でかつての浦和地方裁判所の跡地に作られました。今年の夏まで改修工事が進められて芝生の広場が整備されます。

続いて訪れたのはお寺の玉蔵院です。平安初期に創建されたと伝えられてます。境内にはしだれ桜の木があり春にはきれいな桜が咲き誇ります。

浦和駅からはピンクがイメージカラーの桜区へ向かいます。移動手段は国際興業バスで私も子供のころから何度も利用しています。今回の旅ではこのバスが何回か出てきます。志木駅行に乗車します。

埼玉県の中心埼玉県庁を通過中です。建物の高さは低いですが敷地は広いです。

バスに揺られて到着したのはさくら草公園でサクラソウの自生地でもあります。ちなみにサクラソウは右のような花です。冬なので花は咲いていませんでした。

この田島ヶ原のサクラソウは国の特別天然記念物に指定されています。かつてはその南の戸田市などもサクラソウの名勝地として親しまれましたが荒川の工事によって範囲が狭まり現在でもさいたま市で保護に努められてます。

武蔵野線の鉄橋をくぐったところからは富士山が見えます。

少し歩いていくと湖が見えますがこちらは彩湖で一時期東京五輪のカヌーの会場の候補になった地でもあり、カヌーをしている方もよく見かけます。彩湖は荒川第一調節池という名前で荒川の増水時に首都圏を洪水から守る機能もある重要な地です。

西浦和駅方面へ20分ほど歩くとトーフラーメンなる店がありここで昼食をとることにしました。この店の店主は岩槻発祥のトーフラーメン考案者の店であり賄い食として始まりました。B級グルメとして認知されて店内には著名人のサインが所狭しとおかれてました。店内はカウンター4席と4人掛けテーブルが2つある店内ですが私が入った時は6名お客さまが座ってました。

トーフラーメン(1杯700円)

出てきたトーフラーメンはあっさりした中華そばに麻婆豆腐を載せたような見た目でした。味は豆腐の味を楽しめ、麺にピリ辛のあんが絡んで最高でした。スープもしっかり飲み干しました。なお食べた後に休憩していたら鍋を持った方が店内に入っていきその鍋を車に乗せてどこかに行きました。おそらくトーフラーメンをテイクアウトしたかと思われますがそれぐらい絶品ということを感じさせました。

4 午後は教科書でしか見たことないところへ、その後浦和で宿泊

近くのバス停田島団地からバスに乗って南浦和駅で武蔵野線に乗り換えて着いたのは東浦和駅です。ここにもう一つの目的地があります。

その目的地は見沼通船堀です。私が初めて知ったのは小学校の社会科の授業でしたが今まで行ったことがなかったので今回初めて自分の目で確かめてみることにしました。近くにある公園の竹林を歩いていきます。

こちらが見沼通船堀で1731年に完成した閘門式運河(こうもんしきうんが)です。この運河は収穫した米を江戸に運ぶために作られ見沼代用水と市内の芝川の間を結ぶように作られました。見沼代用水と芝川は水位差が3mあるのでこのような門を設置して水位を調整して江戸に向かう船を通しました。

見沼通船堀の門は普段は使われませんが毎年8月に門を実際に使用する催しが開かれます。さいたま市のホームページにも掲載されてますのでご覧ください。なお門は2か所にありますが1か所は現在整備工事中でした。

東浦和駅からしばらく歩いていくとこのようなのどかな風景が広がっていきます。

歩いている途中に見つけたのは浦和くらしの博物館民家園でこちらは小学校の社会科見学で訪れました。訪れた日は施設は休みでしたが外観だけ見れました。昔の生活様式に触れることができ先ほどの見沼通船堀と合わせてさいたま市の歴史を学べます。

こちらは大崎公園近くの子供動物園です。この日は休みでしたが少しだけ敷地外から園内が見えました。近くには植物園もあります。

大崎公園ではおやつをいただきました。東浦和駅前の#58というパン屋さんで購入しました。本社がこの東浦和にあるメディカルベーカリー専門店で北浦和、戸田公園、南越谷にも店舗があります。黒のコッペパンは竹炭が練りこまれてますが食べやすくお手頃でした。生食パンが有名ですので気になるの方は足を運んでみてください!

大崎公園近くの浦和特別支援学校の停留所から国際興業バスに乗って浦和駅に戻ります。

浦和駅に到着しました。

浦和駅西口に行くとおにぎりのようなキャラクターがありますがこちらは浦和のうなぎをPRするために誕生した「浦和うなこちゃん」でやなせたかしさんが生みの親です。浦和は江戸時代沼が多くその沼地でとれたうなぎを出したのが始まりです。中山道を通る旅人たちにも振舞われうなぎの蒲焼きの発祥が浦和とされることもあるようです。(色んな説があるため定かではない)

今回は浦和ロイヤルパインズホテルに宿泊することにしました。浦和のシンボル的存在で子供の時から立派だなあと感じてました。

部屋に入りましたが広めのお部屋が確保できたということでツインのお部屋になりました。

10階のお部屋に泊まりましたが眺めは最高です。浦和は人口密度がかなり高く空き地ができるとひたすら高層マンションをキノコのごとく建設していきます。

そして夕食の時間になりましたが浦和名物のうなぎです。今回は「浜名」という店の大井川共水うなぎでかなりの高級品だそうです。

先に出てきたこちらはうなぎの内臓を使用した肝焼きで1匹から一つしか取れません。味はほろ苦かったですが食べやすかったです。

 そしてお待ちかねのうなぎです。箸で切るときはすっと切れて身はふっくらしてました。本当にとろけるようで最高の味でした!こちらは1匹使った中サイズですが1匹半使った大サイズもあります。なお現在は事前予約が必要となってますので気になる方は電話で確認を。

うなぎの後は夜食を食べますがこちらはホテルから5分ほど歩いたところにある力という焼き鳥屋さんです。たれの味付け限定ですが1本80円からのお手頃価格です。この店は浦和レッズの試合があるときはファンが集い赤い熱気に包まれます。子供の時からこの店を通ると赤いユニフォームを着た方をよく見ます。私はレバーとタンがお気に入りです!1日目はここまでにします。おやすみなさい・・・

2日目へ続く

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

コメント

コメントする

目次