さいたま市民によるさいたま市2泊3日旅行 最終日

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1 最終日は大宮の氷川神社から

2022年2月2日 晴れ

おはようございます。いよいよ最終日です。目覚めると緑の大蛇が線路上に出現!これは北に向かう貨物列車です。福山通運の専用列車でコンテナがすべて同じで長い貨車を引っ張る姿は本当に美しいものです。

素泊まりプランなので朝食はコンビニで購入してトレインビューを満喫します!

ラッシュになってくると列車の本数が増えていきます。本日も安全運行で!

さいたま新都心から大宮へ向かいます。後ろには泊まったホテルが見えます。

大宮駅から歩いてやってきたのは大宮氷川神社。関東周辺にある氷川神社の中でも中心的存在で「大宮」という地名はこの氷川神社を「大いなる宮居」といったことに由来したものからできました。初詣は多くの人が訪れ、2010年の大晦日に参拝に行ったときは本殿に到達するのに1時間以上かかりました。それだけ多くの方に人気ある神社なのです。

楼門は赤く塗られて風格がありました。

参道を5分ほど歩いて拝殿に到着しました。旅の無事に感謝をしながらお祈りをしました。

氷川神社で参拝を終えた後は次の目的地に向かいます。10時15分発のリハビリセンター行の東武バスに乗り換えて清河寺というバス停で下車します。

20分歩いて到着したのは大宮花の丘農林公苑です。さいたま市民ですが最近になってこの公園の存在を知りました。花は冬なので咲いてはいませんでしたがこの一面にチューリップやコスモス、春になればサクラが咲き誇ります。園内には花の食品館という販売所、レストランがあり、新鮮な野菜や花を購入したり食事ができます。レストランを利用したかったのですが臨時休業してました・・・

生姜焼き定食

公園から南に歩いて10分のところに中華屋敷という定食屋があったのでここで昼食をとることにしました。生姜焼きをいただきましたが味が染みててごはんが進みました!小さな食堂ですがメニューが豊富でPaypayが使えます。

2 午後は鉄道のまちの象徴へ 刺激的な体験をする

清河寺から12時05分のバスで大宮駅方面に乗車して途中のバス停で下車しました。降りた周辺は大成町3丁目でその近くに2007年にオープンした鉄道博物館があります。こちらはニューシャトルの駅でもともと大成駅でしたが鉄道博物館開館に合わせて駅名も変更されました。

その鉄道博物館ですが現在入口で入館券を購入することはできません。コンビニやオンラインで事前に購入する必要があり、なおかつ入館時間が指定されています。私はローソンのローチケで予約してコンビニで前日に引き換えました。当日でも空きがあればコンビニで購入できますが100円高いのでもし予定が決まっていれば事前購入をお勧めします。

鉄道博物館に入りました。実は2007年の開業当初は何回か来てましたがその後まったく来ることがなく実に13年ぶりの入場でした。中央にはSLのC57が鎮座しておりその周辺には往年の名車たちが当時の輝きを放っています。この景色は開館当時と変わらなかったです。

鉄道博物館ではシュミレーターなどの体験が充実しています。現在は鉄博抽選アプリで事前に予約が必要ですが遅めの入館でもちゃんと参加できます。今回D51のシュミレーターを運よく引き当てることができました。

こちらが実際に体験したシュミレーターです。ハンドルがいろんなところにあり計器類も種類が豊富です。学芸員の方から説明がありましたが本当にできるのか不安でした。アクセルとブレーキはありますがそれだけで蒸気機関車は動きません。足元にあるハンドルで蒸気を抜いたり圧力計に目を配ったりとやることはとても複雑です。やってみましたが緊張が抜けず、計器類の操作でとても忙しかったのが私の感想です。実車を運転されてる路線の職員はすごんだなと感じました。

なおD51の列車に乗車したことがあります。

こちらは東北新幹線で走ってた200系で1982年開業の東北上越新幹線の初代車両です。私も小さいころに大宮駅でよく見たものですが実際の新幹線を間近で見ると迫力に驚きました。先端には連結器が装備されており後に開業した山形新幹線つばさや秋田新幹線こまちと連結して走行してました。

外に出てみると電気機関車が横を走行してました。大宮駅近くにJRの車両工場があり、工場で整備された車両が最終の走行試験をするための線路がこの鉄道博物館まであります。この機関車はJR貨物の機関車で何往復かしていて見ていた方たちは興味津々でした。

機関車を見た後は2回目のシュミレーターです。こちらは2010年に新しくできて指導運転士の学芸員の方から運転の基本を教えていただきました。この運転台はJR東日本の通勤電車のスタンダードで左側にあるハンドルで加減速を行います。実際に運転してみましたが加速は簡単ですがブレーキはかなりのコツが必要で車両の性能が分かってないとぴったり止められません。さらにシュミレーター上では雨が急に降ってきてうまく止められず2両分行きすぎました。電車の運転は難しいです。

15時になりメインイベントである転車台回転が行われました。この日は平日のなのでこの一回のみでしたが回る姿は迫力がありました。学芸員さんの解説と汽笛も鳴らされ体全体に響きわたる大音量でした。

おやつをこの食堂車を模したレストランでとることにしました。

注文したのはこちらのフレンチトーストと紅茶のセットでホカホカのフレンチトーストにメープルシロップがのって甘さが広がり、バニラアイスも濃厚でした。

おやつを食べた後は鉄道模型ジオラマを満喫します。鉄道の一日を10分で再現していて線路幅16.5mmのHOゲージの新幹線や通勤電車が走ります。夜には普通の列車は休む中夜行列車が走り幻想的でした。

こちらは鉄道博物館の南館です。山形新幹線をかつて走ってた400系つばさが展示されてて現役時代はやまびこ号と一緒に連結してました。その右にははやぶさで活躍してるE5系新幹線が中のグランクラスも含めて展示されてます。そのE5系のシュミレーターが当選したので体験してみました。320km/hのスピードはすごかったですがその前に体験した通勤電車シュミレーターとは運転の方法が多少異なり声出し確認も初めて聞く言葉ばかりでした。(新幹線シュミレーターは一部の計器が撮影禁止になってるので写真はありません

 今回は鉄道博物館で3種類の車両のシュミレーターを体験してみましたがやはり共通するのは止めるのは難しく運転中は気が抜けないということです。実際に運転に携わっている職員の方は人命が関わっているので生半可な気持ちでは運転士になれないんだなというのが子供の時に鉄道運転士を夢見てた自分として感じました。

屋外にやってきてこちらはミニ運転列車です。

こちらは辨慶(べんけい)号で1880年に北海道で運転を開始したアメリカ製の蒸気機関車です。北海道で役目を終えた後は東京に送られて秋葉原の交通博物館で保存されました。

こちらは昔の通勤電車で木製です。レトロな雰囲気が出てました。

閉館時間が近づいてましたので16時40分ごろに退出。13年ぶりの鉄道博物館は興奮と同時にさいたま市ナンバーワンの観光地だと感じた日でもありました。ニューシャトルで大宮まで向かいます。

ニューシャトルで大宮駅に到着しました。なおこの時点で旅行資金が少し余りましたのでさいたま市を通る鉄道ということでニューシャトルの定期を鉄道会社応援のため購入しました。

この旅最後の夕食を食べるために埼京線に乗車します。大宮駅から地上に出るとさいたまスーパーアリーナが出現しました。

たどり着いた駅は与野本町駅でここから5分ほど歩きます。

歩くと到着したこの店はラーメン屋の娘々(にゃんにゃん)です。

食べたのはスタミナラーメンと餃子です。スタミナラーメンを出してる娘々はさいたま市内の各地に店舗があってそれぞれ独立してますがスタミナラーメンはどの店舗でも看板メニューでさいたま市のソウルフードです。しかし私はさいたま市に20年以上住んでるにも関わらず存在を最近まで知りませんでした。醤油味のスープにニラとひき肉のピリ辛の餡をを入れたラーメンで麺と絡まって箸が進みました。旅の締めにふさわしいラーメンをスープまで飲み干して家に帰りました。

3 終わりに

 今回さいたま市内を2泊3日で回るという近場旅をしましたが今までない発見があり、グルメもおいしいものばかりでした。なお今回回ってわかったのはさいたま市を旅行するときのおすすめのシーズンは春だということです。サクラソウ公園や大宮公園など花にまつわるスポットがさいたま市内には多く今回は紹介しきれないほどあります。グルメも初めて食べたものばかりでしたがどれも地元の方に愛されてるものばかりでリピートしたいくらいです。本当はもう少し長く旅行したいところですがもし新しいスポットが見れればまた紹介します。今回もご覧くださりありがとうございました!

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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