1 はじめに
本日もブログをご覧くださりありがとうございます。久しぶりに投稿しますが3連休ができたので旅をしてきました。とはいえ関東以外の地方に行きまくっていたので今回は関東地方で収まるちか旅を決行しました。さらにまだ茨城県に泊ったことがないので茨城県の宿泊をしました。長いので3回に分けて投稿します。それではどうぞ!
2 東京都を通らずに千葉県へ向かう
2022年2月21日 晴れ
本日のスタートは大宮駅からです。
最初の乗車は東武アーバンパークラインで柏まで。1時間以上かけて大凧のまち春日部や醤油のまち野田を通て行きます。
終点の柏では常磐緩行線に乗り換えて我孫子駅まで行きます。この我孫子駅で昼食をとります。
我孫子駅のホームの弥生軒の駅そばで唐揚げそばの昼食です。我孫子駅の看板メニューと言われるほどのメニューでその大きな特徴は2個載ってる唐揚げです!どんぶりが隠れるほどの大きさでそばより唐揚げが目立ってます。何度も食べていますがやはりおいしいです。11時ごろの訪問でしたが数人のお客さんが同時に味わってました。
唐揚げそばを満喫した後は松戸まで移動して新京成電鉄に乗り換えます。
鎌ヶ谷大仏駅で途中下車します。左の写真は新京成電鉄の昔のカラーで今は上のようなピンクのカラーの電車にイメージチェンジしています。
駅から歩いて1分ほどのところに大仏を発見しました。1776年に鎌ヶ谷宿に住む大黒屋の福田門左衛門が先祖の霊の冥福を祈るために江戸の鋳物職人に作らせました。その後も大仏はシンボルとしてこの地で守られて1972年に鎌ヶ谷市の文化財に指定されました。大仏の高さは1.8mと私の背丈より少し高いくらいです。
その後は鎌ヶ谷大仏から京成千葉線に直通して終点の千葉中央駅まで来ました。
葭川公園駅まで歩いて乗るのは千葉都市モノレールです。世界最長の懸垂式のモノレールとしてギネスにも登録されています。
駅を出発して空中散歩です。市街地を鳥になったような気分で飛びます。
桜木駅で降りました。駅の壁に絵が描かれてます。
時間があるので加曽利貝塚というところまで歩いてきました。今から5000年前の縄文時代にこの貝塚の形成が始まって4000年前に最も大きくなったと言われてます。なお貝塚とは貝やほかのごみを捨て続けてそれらが積もり続けた場所だそうで私もその意味を知りました。千葉市内には約120か所に貝塚があり数は日本一です。
施設内には縄文時代の時の家が復元されていて当時の暮らしぶりが見れます。桜木駅の壁の絵は縄文時代の貝塚周辺の人々の暮らしが描かれていたのです。
ここで一休みがてらおやつです。途中新津田沼駅で降りて購入した松戸の梨カステラです。新京成電鉄沿線には梨農園があるほど梨が有名ですが市場に出荷されない蜜の多い梨もありそれらの梨を有効活用するために松戸のカステラ屋さかえ屋とコラボした商品です。新京成電鉄駅構内のセブンイレブンで販売されていて食品ロス削減と梨農園応援につながっています。カステラには梨の甘みがしみ込んでいて5個に切り分けられてたので食べやすかったです。
モノレールで都賀駅まで戻ってJRで成田まで移動します。
3 成田周辺の散歩 グルメと鉄道スポットを楽しむ
成田駅に到着しました。
本日は成田のコンフォートホテルに宿泊します。
ホテルにチェックインを済ませて成田市内をお散歩します。成田山新勝寺への参道は急な下り坂で風情ある民家や店舗が並んでます。
成田山新勝寺に到着しました。開山は平安時代の940年と伝えられる歴史ある真言宗智山派の寺院で初詣の参拝もかなり多いです。この門は2008年に建立されて高さ15mの立派な作りで参拝客を迎えます。
大本堂で旅の無事を感謝してお参りしました。右の三重塔は1712年建立の重要文化財です。
17時ごろに本日の夕食をいただくことにしました。日本料理の菊屋で風情ある古民家です。
いただくのはうな重です。成田はうなぎの街と言われていて昔は近くの印旛沼でとれた川魚料理を食べてました。その中でうなぎは食文化として定着して江戸時代に成田観光で徒歩で訪れた観光客に振舞われました。そのような歴史があって成田はウナギ屋さんが多くあります。うな重をそのまま食べるのもいいですが山椒をかけるとウナギの味が引き立てられてよりおいしくなります!PayPay支払いで決済をしましたがうなぎ店はキャッシュレス決済が広まっている実感がありました。
うなぎを食べた後は夜のお散歩で日本一短い鉄道の芝山鉄道に乗車することにしました。なお芝山鉄道はICカード非対応なのであらかじめ切符を購入しないといけません。途中京成東成田線をはさんで2駅の乗車で終点の芝山千代田です。
芝山千代田駅に到着しました。帰宅ラッシュなのでお客さまも十数名降りてきました。
この芝山鉄道は近隣の成田空港開港によって交通に不便が生じる芝山町民への補償として当時の成田空港駅(現在の東成田駅)から2002年に2.2㎞開通しました。なお将来的に九十九里浜までの延伸計画もありそれまで九十九里浜までのシャトルバスが運行されてます。
成田空港が近いこともあり飛行機がよく見えます!この飛行機は窓がないのでおそらく貨物用の飛行機でしょう。
芝山千代田駅近くには銭湯があり成田空港空の湯として営業してます。実際に入りましたが湯船の種類が豊富で露天風呂は空気がきれいなので夜空がよく見えます。
芝山千代田からは再び列車に乗車します。ちなみに10年前にも乗車したことがありますが当時は車内を警察官が巡回していました。
1駅乗車して到着したのは東成田駅です。降りたのは私を含めて数名でした。
駅構内を見てみましたが隣には使われていないホームが一つあり、なんだかスペースを無駄に使っているような感じがしました。実はこの東成田駅は成田空港駅として1978年に開業しました。しかし当時の空港のターミナルまでは離れてたため空港を利用する方は徒歩か連絡バスでターミナルまで移動してました。空港の近くに京成を伸ばせばいいかと思いますが当時国鉄が成田新幹線を計画してたため、空港の近くに駅を作ることができませんでした。それが1987年の国鉄民営化で成田新幹線計画がなくなって1991年3月19日に新幹線用の施設を利用した成田空港駅が開業してこの駅は京成東成田線の東成田駅に変わりました。
その後成田新幹線ではありませんが2010年に成田スカイアクセス線が開業して最高時速160kmで都心と空港を結んでます。写真はスカイライナーですが成田新幹線の魂を受け継いでるような車体ですね。
当時の成田空港駅は利用客が多かったのでホームが2つ必要だったと思われます。今は秘境駅のような雰囲気で使われてないホームはただの遺産のようです。(写真左)看板には日光へ向かうお客さまを意識してか東武スペーシアの看板がありました(写真右)
コンコースに上がりましたがしんとしてます。もう一つのホームのほうはバリケードで封鎖されています。
コンコースはかなり広く、当時はここが成田空港から旅立つ方でいっぱいになったことかと思われます。
地上に出てみました。当時はここを出ると連絡バスがあり乗り込んで成田空港のターミナルに向かいました。今は静かで成田空港周辺の企業の送迎バスしか止まりません。
東成田駅からは成田空港のターミナルへ歩くことができます。500mの連絡通路があるので歩いてみます。
通路は無機質に続いています。誰も見かけないので少し怖いですが防犯カメラがあるので安心。
この通路は過去の成田空港と現在の成田空港を結んでますがタイムトンネルのようです。千と千尋の神隠しで主人公がトンネルを通って最後現実に引き戻されますがまさしくそのような気分です。
東成田駅から歩いて10分後私はついに現実に戻りました。現在の成田空港駅で本当ににぎやかです。
20時52分発の列車で成田駅に戻ってきました。成田駅に戻った後はホテルに帰ってそのまま就寝しました。明日は茨城県へ向かいます。おやすみなさい・・・
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