関東ちか旅 2日目 北関東茨城上陸 海の景色に感動

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1 常陸の国茨城県を北上。大洗で食べた魚は泣きそうなレベル

2022年2月22日 晴れ

おはようございます。ホテルの朝食を食べてパワーを付けます。私のお気に入りは右側にあるミートボールをホワイトソースにつけたものがお気に入りです。昨日までの工程は↓

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ホテルでコーヒーを飲んだ後7時26分発の銚子行に乗車して佐原に向かいます。佐原は日本地図の基本を作った伊能忠敬の住んでいた地でもあり水運が栄えていました。佐原市という自治体がありましたが2006年の合併により香取市になりました。

佐原で鹿島線の鹿島神宮行の列車に乗車します。2両編成のかわいらしい列車です。なお鹿島線は隣の香取駅から鹿島サッカースタジアム駅までですが列車は鹿島神宮行がほとんどです。

鹿島線は川をよく渡るので鉄橋がかなり多いです。写真は延方駅発車後霞ケ浦の一部である北浦を超えるところです。

鹿島神宮駅に到着しました。ここから鹿島臨海鉄道に乗り換えますが50分ほど時間があるのでちょっと観光します。

駅から歩いたところにある鹿島神宮に参拝することにしました。全国の鹿島神社総本社で千葉の香取神社、茨城県神栖市の息栖神社とともに利根川下流域の東国三社の一つとして鹿島の地にあります。旅ができることに感謝してお参りしました。

拝殿からさらに先に進むと奥宮がありますがこちらは令和の大改修中で建物は覆われていました。賽銭箱はあったのでお参りできました。

鹿島神宮駅からは鹿島臨海鉄道で大洗へ向かいます。

乗車券を購入し、JRの区間はほんのわずか。

列車は鹿島線の終点鹿島サッカースタジアム駅を通過します。乗降ができるのは奥に見えるカシマサッカースタジアムで試合が開催されるときのみです。

こちらは長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅。かつては日本一長い名前の駅(22文字)でしたが現在は日本一でなくなったため東日本一長い駅名となっています。ちなみに現在の日本一は富山県にある富山地方鉄道の「トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)」(32文字)です。

10時19分に大洗駅に到着しました。ここは戦車アニメのガールズパンツァーの舞台であり、列車や大洗駅は舞台として聖地巡礼される方が多いです。

大洗は口先が尖っているカジキの漁場でもあり、そのモニュメントが展示されています。

駅から歩くと大洗マリンタワーが見えて来ました。高さ60mの大洗のシンボルです。

11時前に本日の昼食を食べる場所に到着しました。予め予約をしておきました。

今回頂いたのはこちらのあんこう鍋。あんこうは茨城県の大洗やひたちなかの海沿いでとれて茨城冬の味覚として有名です。特に1月から2月は良質なあんこうが食べられて、身が大きく食べごたえがあります!鍋には身や肝がたっぷり入ってます。

こちらではあんこう鍋以外にも唐揚げや刺し身などをセットで食べられるフルコースがありましたので今回はそれを注文しました。写真左のあん肝は海のフォアグラと言われるほどの美味で口にした瞬間になめらかな舌触りです。右の唐揚げは外はかりかりですが中身はふわふわの身が詰まっていて骨までしゃぶれるほどです。あんこうは頭と骨以外は全て食べられるので無駄がなく味わえます。

あんこう鍋をほとんど食べつくしましたがまだ終わっていません。ご飯を入れてあんこうの味がたっぷりしみたスープにご飯と卵を入れて雑炊にします。

雑炊はご飯が膨らんで満腹になりますがあんこうがうまいので全部食べてしまいました。フルーツも出てきて十分に味わい尽くせました。

昼食を食べた後は大洗磯前(おおあらいいそさき)神社にお参りしました。正面の鳥居が大きいのが特徴で境内は文化財に指定されています。

海側には岩のところに鳥居があります。856年に祭神がここに降臨したと言われています。ここから眺める日の出はとても美しいとされています。

大洗町からさらに北上していくと那珂川が見えます。あの橋を渡るとひたちなか市に突入します。私は小学校3年生の夏にひたちなか市の阿字ヶ浦に海水浴に行きましたがその中で浮き輪に乗ってぷかぷか浮かんでいたら沖合まで流されておぼれた苦い経験があります。そのあと助けられて何とかなり今となっては笑い話ですが当時は死にそうで下手したらあの世に行っていたかもしれません(笑)

2 茨城中心部に突入して歴史と名物を味わう

大洗駅から6.4km歩いて那珂湊駅に到着しました。

購入した日は2月22日でなおかつ日付部分が2が5つ並んでいて本当に美しい乗車券でした。この乗車券で勝田駅まで向かいます。

那珂湊駅は運行上の拠点なので本社と車両点検のための工場があります。1両の列車に揺られて勝田駅まで揺られます。

勝田駅で常磐線に乗り換えます。車内の電源が消えて少し驚きました。

水戸駅に到着しました。ここでおやつを食べようかと思いますが駅そばの店を見つけました。

ここで私は納豆唐揚げそばを注文しました。茨城は納豆が有名なのでそばと組み合わせるというと変わってますが意外といけました。唐揚げは手のひらくらいの大きさがあり、前日に我孫子で食べた唐揚げよりも食べるのに苦労しました。

本日のお宿はJR東日本グループのホテルメッツ水戸に宿泊します。

ホテルにチェックインした後は水戸駅周辺を観光します。一面に停まっているバスは茨城交通の路線バスです。

水戸観光は水戸藩の藩校の弘道館を見学することにしました。第9代水戸藩藩主の徳川斉昭によって1841年に創設されて幅広い学問や武術の修練が積まれた日本最大の藩校です。右の写真は弘道館の正門で特別なときのみ開門されました。

弘道館の正庁の玄関がお目見えしました。右側には桜の木がそびえたってて春には美しい桜が咲き誇ります。この奥には至善堂があり藩主が休息したり藩の方たちが勉学に励みました。

弘道館の外側には梅の木が植えられておりちょうど梅まつりの直前でしたのでつぼみが今にも開きそうでした。

こちらは正庁の前にある対試場で藩主が見守る中で武術の試験や各種儀式が行われました。

弘道館の近くには水戸城の正門がありました。今は天守は残っていませんがかつては日本最大級の土造りの城として何重にもお堀が築かれてました。石垣は諸事情で築かれることはありませんでした。

夕食は外食にすることも考えましたが今回は水戸駅構内のスーパーでそぼろ納豆を含めてごはんやサラダを購入しました。そぼろ納豆は茨城発祥の納豆で大豆、切り干し大根、醤油、みりんを混ぜています。食べてみましたが普段食べてる納豆よりも味の癖やにおいが強かったです。切り干し大根はシャキシャキしていて噛み応えがありました。

デザートは茨城のいちごを食べました。生まれは群馬県ですが茨城県でも広く栽培され、主に水戸の南部の鉾田市で栽培されてます。とても甘く身がかなり大きいです。

夕食を食べた後は夜のお散歩をしに水郡線に乗って上菅谷駅に行きました。水郡線は一部の駅でICカードが使え、水戸からモバイルSuicaで乗車できました。

駅から5分ほど歩いて到着したのはスーパー銭湯です。お風呂の時間ですよという変わった名前の店で一般会員でも平日は800円でタオルがついてきます。(クレジットカード決済可能)風呂の種類も多くサウナも完備されてます。平日だったのか人は少なくゆっくりと入ることができました。(宿泊できるカプセルホテルがありますが現在まん延防止措置が発令されてることもあり3月21日まで休止中)

(2022年7月13日をもって閉館)

風呂に入った後は水郡線で戻ってきてすぐにホテルのベットにダイブしました。本日はここまでで明日は西の栃木県に進みます。

3日目へ続く

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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