関東ちか旅3日目 栃木県で引退間近の鉄道車両に乗車

目次

1 水戸線で栃木最大の繁華街へ

おはようございます。水戸から本日は栃木県へ向かいます。

朝食は水戸駅構内のタリーズコーヒーにていただきます。ホテルの宿泊プランで朝食として900円分のクーポンがつくのでそれでコーヒーとパン二つを注文しました。

朝食後は偕楽園近くの千波湖(せんばこ)をお散歩します。晴れていたので湖面がブルーに輝いててきれいです。マラソンランナーの方も大勢汗を流してました。

水戸駅からは水戸線で小山に向かいますが向かいのホームに珍しいカラーの車両が停まってました。1985年まで常磐線を走っていた赤電をモチーフとしています。(写真左)

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水戸駅を出発してしばらくすると偕楽園が見えました。梅の花はまだ咲いていませんがしばらくすれば満開になります。

小山で宇都宮線に乗り換えて宇都宮まで向かいます。右の写真は小金井駅出発後に見えた小山車両センターです。

宇都宮に到着しました。宇都宮と言えば餃子が有名な街なので昼食は餃子を食べます!

餃子の店で調べたところ、みんみんという店が知られてることから宇都宮駅ビル内の店に入ることにしました。みんみんの餃子は焼き、揚げ、水の3種類のみですべてを6個ずつ頼みました。個人的には揚げ餃子がお気に入りで皮はパリパリですがあんは柔らかくジューシーでした。もちろん焼きや水もおいしかったです。開店の20分前に来ましたがすでに数名並んでいて人気の高さが分かりました。

餃子を食べた後は宇都宮二荒山神社を参拝しました。二荒山神社は各地にありますが宇都宮と日光の2社は歴史があります。宇都宮という地名は当社に由来するものとされてますが色んな説があり詳しくはわかりません。

2 宇都宮からまもなく引退のJRと東武の車両に乗車する

宇都宮からは日光へJR日光線で向かいます。乗車するのは「いろは」という観光用の列車でもともと京葉線で運転されてた車両が宇都宮線と日光線に活躍の場を移した後2018年に改造されたうえで運行を開始しました。名前は日光の名所いろは坂と物事のいろはを掛け合わせてます。乗車券だけで乗れる列車ですが2022年3月12日のダイヤ改正で新型車両に置き換わります。ちなみに置き換わる新型車両は前日に鹿島線で乗ったのと同じ形式です。

車内も日光のイメージに合わせた木目調の内装になっており大型荷物を置くスペースがあり観光客にも優しい車両です!引退間近とあってカメラを持った方が多く乗車されており少し賑やかでした。列車が全力で走るので揺れとモーター音がすごかったですが鉄道好きな私からしたら少し興奮し、こんなにいい車両なのに引退してしまうのはもったいないと感じました。

日光が終点ですが私は途中の今市駅で降りました。

今市駅から歩いたところにある日光杉並木公園に寄り道しました。日光の杉並木街道は全長35.4kmの世界一の長さを誇ります。

公園の近くには水車がありますが米つきや粉ひき、さらに栃木の伝統工芸品の杉を使用した線香の生産にもこの水車は活躍しました。この周辺は小学校の修学旅行以来の訪問で当時を懐かしみました。

上今市から下今市まで列車に乗りました。ここから目的地の日光まである車両に乗ります。

それがこちら、東武鉄道の6050系電車です。1985年に登場して主に都心と日光、鬼怒川、会津を結ぶ快速列車で活躍しました。2017年から都心との直通がなくなってその後は活躍の場がどんどん少なくなり2022年3月12日のダイヤ改正でワンマン化に伴ってこの車両は一部を残して東武線内での運転を終えます。各駅停車での運用ですが東武日光までの8分間を乗車することにしました。

こちらの写真は10年前に撮った写真ですがこのようにボックス型の座席が並んで昔国鉄で走ってた急行型電車の面影があります。私は浅草から乗車したことがありますが日光に向かう観光客や訪日外国人で立ち席がでるほど混雑しました。日光へ向かう役目は今は特急が受け継いでいますがやはり私にとってはこの車両のほうが旅情を掻き立てるものです。車窓にのどかな風景が見えるとそろそろ日光に着くんだなあと何度も感じたものです。

8分間の乗車を終えて終点の東武日光に到着しました。私にとっては日光でこの車両を見るのはこれが最後となりました。「今までお疲れ様」と心の中で声をかけました。東武日光と言えばこの景色です。

駅舎は山小屋をイメージしています。何十回と来てますが変わらず見ると落ち着くものです。

日光を散歩してた時に見つけた和菓子屋さんでゆばむすびをおやつとして食べました。昔日光は輪王寺に仏教の修行をしてた時栄養価が高く保存のしやすいゆばが好まれていました。家康公が日光に祀られて参拝する方にゆばが出されて出されて日光にゆばが定着しました。淡白な味ですが健康的な味で何個でもいけそうです!

ゆばを味わった後はゆばが好まれてた輪王寺を参拝しました。輪王寺の本堂は東日本で一番大きな木造建築で今の建物は1645年に家光公によって建て替えられました。

日光と言えば東照宮ですが工事中のため陽明門は見ることができませんでした。数年前に撮影した写真がありましたが黄金で輝いてました。

日光観光を終えて埼玉に帰ります。今回は地元の浦和まで東武からJRに直通する日光号に乗車します。昔は都心と日光の輸送は旧国鉄(JR)と東武で競争関係にありましたが現在は互いに協調する関係になってます。乗車券と特急券は通常の3割引きになって少しお得になりました。

乗車する車両はかつて成田空港輸送に使われた成田エクスプレスの車両を改造されたものが使われます。(写真左)参考ですが成田エクスプレス時代の塗装をした塗装の写真がありましたので合わせて載せます。こちらは現在長野電鉄の特急で活躍してます。(写真右)

車内は十数名お客さまが乗車していました。

夕食として列車の中で東武日光駅で購入した栃木牛めし弁当をいただきます。栃木産の牛肉を使っていてその上に半熟玉子をのせました。味がしっかり染みててとろとろの卵との相性も抜群でした。

東武日光線を南下していき17時39分ごろ、栗橋駅付近でJR宇都宮線と合流します。

栗橋駅で停車する前に車両が動きながら車内が少し暗くなりエアコンが止まりました。管轄が東武からJRに変わる場所で電車に電気が流れない区間があり車両側で操作をしているからかもしれません(あくまで予想です)。電気がついた後は一旦停止して東武からJRの乗務員にバトンタッチします。

大宮駅に到着して浦和まであと少し。

列車は18時10分に定刻で浦和駅に到着しました。今回は関東地方の3日間の旅でしたが色んな土地の名産を味にすることができ、色んな列車を楽しむことができました。小さいころから乗ってきた車両が引退することもあって鉄道好きとしては寂しいですが新しい車両にはいい活躍をしてほしいと思います。最近は近場ばかりですがじっくりめぐると思いがけない発見があり特に千葉市の古墳の存在は私も知りませんでした。今後もいろんな近場に出かけて泊まっていこうと考えてます。今回もご覧くださりありがとうございます!

参考程度に今回のモバイルSuicaの乗車記録を載せます。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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