1 人気アニメのふるさとへ
2023年2月1日
チューリッヒ(5:39)→サンクト・ガレン(6:52) IC13
本日は早起きして列車の旅、チューリッヒから東のザンクトガレンに向かいます。外はまだ真っ暗なのでしばしの仮眠。
サンクトガレンでは時間があったので市内のトロリーバスに乗ってみました。青色の車内で落ち着きます。
サンクトガレン(7:25)→バードラガッツ(8:32) IR13
ザンクトガレンからはオーストリア、リヒテンシュタインの2国に沿うように進んでいきます。
8時近くになってようやく日の出を迎えます。日の入りは17時半頃なので冬のスイスは日本より昼が短いです。
バードラガッツ(8:32)→マイエンフェルト(8:43)
途中で特急を降りて普通電車に乗り換えました。雰囲気は田舎で駅舎は小ぢんまりとしています。
アルプスの少女ハイジ
途中下車したマイエンフェルトはハイジの舞台となっていて駅前にはイラスト入りの看板がありました。日本で見たものよりなんだか背が高いように感じます…
ハイジの家の近くまでやってきましたが途中で雪が降ってきました。道が狭く車がすれ違うたびにひやひや。寒さで鼻水が止まらなくなって途中のスーパーでポケットティッシュを購入しました。なおハイジの家は臨時休業中で電車の時間に間に合わなくなるため引き返し。
電車に乗ってクール駅についてコンコースで待ってましたがここで少し事件。
HELLO…。
向かいからフードを深めに被った男性が怪しげに声をかけてきました。この時に私は思いました。
これは危険だ
海外で向こうから声をかけてくるのは要注意という傾向があるので適当にその場を移動。しかし少ししてまた声をかけてきたので移動。その後も通行人に声をかけるもいずれも無視。一人の男性が止まって話に耳を傾けるとお金を渡して受け取った男性は…
お金を財布にIN!
完全に事件です。海外には観光客を狙った事件が多発してて私も危うく巻き込まれそうでした。皆さんも海外に行った際は要注意!
2 氷河急行は山岳地帯を横にゆっくりと
クール(11:05)→ブリーク(15:40) 氷河特急
コンコースでのちょっとしたハプニングを乗り越えてホームで待っていると前日通ったサンモリッツから氷河特急がやってきました。氷河特急はサンモリッツからツェルマットまでの291kmの区間を約8時間かけて走ります。平均時速は約34km!
列車は動き出して大きな窓には雄大な山々を眺めます。車内は観光客グループで満席。私以外西洋人、みんな陽気で大盛り上がりで唯一の東洋人の私はノリについていくのに一苦労(笑)
氷河特急は長時間の乗車になるので食事が提供されます。今回は事前にコース料理を申し込みしましたが車内で好きなメニューを頼むこともできます。最初に出てきたのはコーンポタージュのスープ。
次に出てきたのはハヤシライスのような肉料理。上にある黄色いものはにんじん、日本を出て以来久しぶりの米でうれしい。
デザートはカスタードクリームを添えたケーキが出てきました。
氷河特急は途中列車交換のための長時間停車があり乗客は列車を降りて撮影。スイスの山々が目の前に見えて近くではスキーを楽しむ人々の姿がありました。
いくつかの峠を越えて車窓の下に街並みが見えてスイスの山々とあって美しい。急勾配を降りるので止まったときに向かいの席のコーヒーカップが滑り落ちました!幸い席を離れてたので大丈夫でした。
途中見えた貨物列車の積み荷は車。かつては日本にもカートレインというものがあり愛車とともに列車で旅ができたのですが廃止されてしまいました。しかしスイスではまだ現役、列車の利用率が多いことを感じました。
ブリーク(15:48)→シュピーツ(16:23) IC6
終点まで乗ってもいいですがこの日はインターラーケンに宿泊なのでブリークで下車。観光客グループもここで降りる方がほとんどなので氷河特急はクールからブリークの利用が多いように感じました。ここでスイス国鉄に乗り換えて北上。
17時前にインターラーケンに到着して今夜は駅前のユースホステルに宿泊。エレベーターの表記を見たところ日本とは違い0階のボタンが。日本とは階数が一つズレているのがスイスの特徴です。
夕食は近くの「Laterne」というレストランでチーズフォンデュ。濃厚なチーズはまさに美味しい。
パンを食べきって残ったチーズを味わうためにフライドポテトを注文。
おこげが美味い…
最後に残ったおこげチーズとポテトの組み合わせは罪の味。デザートのアイスはスイス国旗が立っててチーズで満たされた口をさっぱりすることができました!
ユースホステルに戻ってからはルームメイトとしばしの会話。台湾と韓国の方がこの日たくさん宿泊してたのですが日本人はいませんでした…。
次の記事ではスイスの列車に乗ってて驚いたこと、気づいた点がたくさんあったのでそれに関して投稿していきます。本日もご覧くださりありがとうございます!
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