長崎周辺を味わう旅 ④五島列島の福江島はキリストのつながりが深い

長崎周辺を味わう旅 ③韓国に近い日本対馬はとてもでかいの記事へ

本日もご覧くださりありがとうございます。前回対馬を訪問しましたが今回は福江島に関して投稿をします。

2023年9月12日

対馬空港から福岡空港まで飛行機で飛んで地下鉄で福岡市中心部まで向かいました。そしてそこから向かったのは…。

博多港。

それも夜行のフェリーに乗るためにです。あらかじめ予約したので窓口で発券のお手続きをします。ちなみに前日利用した対馬比田勝行の夜行フェリーの窓口の隣、九州郵船の方顔覚えてるかな(笑)

本日乗船するのは野母商船のフェリー太古。21時45分に乗船を開始して一番安い自由席で福江島を目指します。100円で毛布の貸し出しサービスも行っています。

さらに船内には貴重品を預けるロッカーやシャワーも完備されてますので朝シャワーしたいときはとても安心。石鹸とシャンプーは完備されてないので必要なかたは用意した方がいいかも。

船内に食堂はありません。自動販売機のみあります。

出港は23時45分ですが眠たかったのですぐに寝ました。

2023年9月13日

おはようございます。目覚めてシャワーを浴びて外に出ると島が見えました。5時40分、新上五島町の中通島に到着しました。この航路は福江までの間4か所の港に立ち寄りそれぞれの港からの乗船も受け付けます。下船する方は港で待機してた家族の車でそれぞれの目的地へ…。

中通島を出発後、空がだんだん明るくなってきました。

朝食は前日に博多のイオンで調達したパンとスープ。

船は中通島と若松島に架かる橋を通過。

7時25分、船は最後の寄港地奈留島(なるしま)に到着。ターミナルでかなりの方がいたのでお出迎えかと思ったらぞろぞろと乗り込んできて自分の利用してた2等自由席はあっという間ににぎやかになりました。奈留島から福江島へ通勤、通院などで使う方が多く生活路線であることを実感しました。

8時15分。船は終点の福江島に到着。この船は折り返しの博多港行として再び折り返します。

福江(9:20)→五島病院(9:33) 五島バス

コインロッカーで荷物を預けて窓口で五島バスのフリーパスを購入。なおこのフリーパスは五島市外在住の方限定なので購入時住所確認ができる公的証明書の提示が必要です。どうしてもバスに乗りたかったので最初に病院まで乗車。

五島中央病院を発着するバスは福江島の各方面から発着します。福江島のバスは本数が少なく中心から分岐するような路線がほとんどなので工程を組むのに少し苦労しました。

五島病院(9:40)→三井楽(10:23) 五島バス

バスには途中にある五島シティモールへの買い物客をたくさん乗せて走ります。ここでも灰皿のあるバスに遭遇して時代を感じました。

しばらくするとだんだん民家が少なくなり自然が多くなっていきます。

バスを降りてからは昼食調達のため近くのスーパーへ。

三井楽タクシー(10:40)→岳教会(11:03)三井楽タクシー

福江島の三井楽地区には1回300円で乗れるバスがあるので利用。バスで降りたところから少し歩いたところにタクシーの営業所がありそこからハイエースタイプの車両に乗車。写真の地図のように三井楽半島を一周します。

運転士さんに行先を伝えたうえで教会の近くで降ろしてもらいます。なおこの次もバスを使いますがこのように小規模なバスでは一人の運転士が1日中運行してることがほとんどなので次乗ることを伝えたほうが親切です。それにバス停のような目印がないので場所をあらかじめ確認した方が吉。

教会近くで昼食をとってから教会を見学。江戸時代はキリスト教禁教の時がありましたがキリシタンたちは弾圧を逃れようと複雑な地形の入り組んだこの五島各地に移住。そのため島内には教会が多数あります。中は撮影できませんでしたがステンドグラスがとても美しかったです。

さらに新型コロナでソーシャルディスタンスを保たなければならない張り紙がありましたが…。

神様との距離は関係ありません。神様はどんな時でもあなたのそばにいます。

泣いてしまいました。離れていてもイエスキリストはそばにいる。

教会で少しの献金をしましたが近くにはこのようなものまで。自分が生きられるというのは周りの方のおかげであることをここでも実感して涙腺崩壊!!!!

潜伏キリシタンたちは隠れてキリスト教を信仰してましたがついに明らかになってしまいます。この地では役人たちが踏み絵を強要して拒否した信者たちを閉じ込めた牢獄の跡地。その後に1週間拷問を受けたものの誰も棄教せずに再びこの地に閉じ込めました。潜伏キリシタンたちは仏教に改宗した人もいましたが場合によっては自ら死を選んで神様に命をささげる道を選んだ(殉教)かたも五島各地にいたそうです…。

岳教会(12:31)→里(12:46)三井楽タクシー

バスは同じ運転士さんで乗客は私だけでした。交通機関があるだけでも本当にありがたいです。

近くにあったのがこの遣唐使ふるさと館。遣唐使は630年に始まり日本から中国の唐に至るルートの中で日本国内最後に寄港したのがこの三井楽の地。遣唐使の歴史を学べて五島市の広報誌もあったので暇つぶしで読んでました。

里(13:50)→福江(14:42) 五島バス

遣唐使ふるさと館からはバスで中心部へ戻って五島市役所を訪問。

行くところがなく福江城跡を訪問。1863年に完成したものの9年後に解体されて現在は敷地内に五島高校があります。

福江(16:45)→五島福江空港(16:57) 五島バス

バスで福江空港まで向かいます。ここからは長崎と福岡に定期便が就航しており今回は長崎空港までオリエンタルエアブリッジで飛びます。

五島福江空港(17:40)→長崎空港(18:10) ORC078便

五島福江空港を離陸。離陸時は南に向けて飛んだのでその後機体を旋回させて東方向に向かいました。飛行時間が短いのでシートベルト着用サインがついてる時間の方が長かったです。

長崎空港(18:40)→諫早駅(19:21) 長崎県営バス

長崎空港に着陸してからはバスで今晩の宿泊地諫早へ。生活路線も兼ねているので途中で長崎県民をたくさん乗せてバスは進んでいく。しかも乗っている中で雨が降り出してきた…。

スーパーで食材を調達してこの日泊まるのは島原鉄道グループのホテル。食事をしたうえでたまった洗濯物を一気に洗濯。2泊連続で船だったのでここまでの3日間何らかの形で体が動きっぱなしでした。ようやくゆっくり休めました。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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