1 ヨーロッパの鉄道の頂点へ
2023年2月2日
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ユースホステルにて朝食。生野菜はなくパン、ハム、チーズ中心。
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大きい荷物を駅のコインロッカーに預けて出発。料金は5スイスフラン。
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インターラーケンオスト(7:35)→ラウターブルネン(7:55)
最初に乗車するのはベルナーオーバーラント鉄道でスイストラベルパスが利用可能。朝方なのか車内は私だけ。
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この日目指すのはユングフラウヨッホ(Jungfraubahn)で駅の標高は
3454m!
これはヨーロッパの鉄道駅の中では最も高く、富士山の九合目に匹敵します。
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ラウターブルネン(8:30)→クライネシャイデック(9:08)
247m標高を上ってここでヴェンゲルンアルプ鉄道に乗り換え。796mのラウターブルネンから標高はさらに上ってクライネシャイデック駅は2061mと標高差はは1200m以上!私は今回スイストラベルパスを使用してますがここからユングフラウヨッホまでの区間は25%割引になります。なおスイスにはハーフフェアカードというチケットもありその場合は半額になります。
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線路を見てみると真ん中に歯車付きのラックレールがありました。ここからユングフラウヨッホまでは最大250‰(1000mで250m上る)の勾配なので歯車の力がないと無理ですね…
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列車はレールをきしませながら峠を上っていきます。さっきまであったラウターブルネンの街がどんどん遠ざかっていく…
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クライネシャイデック(9:27)→アイガーグレッチャー(9:32)
クライネシャイデック駅は開放的で風が突き刺さります。ユングフラウ鉄道で2020年にリニューアルされたアイガーグレッチャー駅まで乗車。
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アイガーグレッチャー(9:45)→ユングフラウヨッホ(10:11)
アイガーグレッチャーで車両を乗り換えていよいよトンネルの中へ、なお終点までトンネルの中を進みます。
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途中アイスミール駅で5分間の停車。トンネル内ですが窓があってスイスの雄大な山々を眺めることができます!
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ユングフラウ鉄道が全線開業したのは1912年!100年以上前から3000m以上の場所に列車が走っていたとは恐ろしい。写真の車両は2018年に導入されて所要時間が50分から35分に短縮されました!
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ユングフラウヨッホに到着。かわいらしいウサギがたくさんいる!
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岩盤内をくりぬいたエレベーターで一気にのぼりスフィンクス展望台へ。標高は3571m!
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展望台は山のてっぺんに少し載せたかのような作り。ぎりぎりのところで隙間からは山肌がのぞきます。ああ怖い…
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展望台からはスイスの山々がきれいに見えます!日本とはスケールが違う。しかしあまりに寒く5分いたところですぐ戻りました。
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近くに温度計があったので見てみると気温は
-15.3℃
おそらく私が体験した気温の中で最低、これでは5分以上いたら凍ってしまいます。ここは自然の冷凍庫(笑)
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ユングフラウにはアイスパレスという氷のトンネルがあり、どこを触っても冷たい。彫刻はとても精巧!
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ここはプラドーという雪原で1年中雪を楽しめるスポット。雪は触ったのですがあまりの寒さに5分いれず…
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ユングフラウ鉄道の入り口付近にはなんと日本のポスト!ここは富士山5合目にある簡易郵便局と姉妹提携を結んでおり記念品として贈呈されたもの。近くの売店では切手とはがきを売っているのでここから郵便を出すこともできます。私も母親あてに手紙を出しました。
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ユングフラウヨッホ(11:47)→アイガーグレッチャー(12:11) ユングフラウ鉄道
ユングフラウヨッホを楽しみ下山。アイガーグレッチャー駅で2020年に新しくできたゴンドラ「アイガーエクスプレス」に乗り換え。
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アイガーグレッチャー(12:20)→グリンデルワルト(12:40)
アイガーグレッチャー駅とグリンデルワルトの所要時間は20分でそれまでのヴェンゲルンアルプ鉄道よりも大幅な時間短縮を実現。上りの車内にはスイス各地から集まったスキーヤーが乗車。車窓は絶景でアトラクションのよう!
2 湖の美しい場所を行く
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グリンデルワルト(12:52)→インターラーケン(13:23)
グリンデルワルト駅の「COOP」で昼食を調達。ポテトサラダとツナのサンドイッチがありました。スイスのスーパーは生野菜と魚があんまりないように感じます。
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インターラーケン(13:33)→マイリンゲン(14:07)
インターラーケンでスイスの私鉄「ツェントラル鉄道」に乗り換え。まずは各駅停車でマイリンゲンまで。
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自分が利用するルツェルンまでの区間は「ゴールデンパスライン」という愛称がついていていくつもの湖を通過する車窓が美しい路線。写真はブリエンツ付近を走行中でブリエンツ湖が山とあっていて美しい!
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マイリンゲン(14:41)→ルツェルン(15:55)
マイリンゲン駅で急行に乗り換えてスイッチバックで列車は出発。さっき通ったところがだんだん小さくなる。それもそのはず、きつい勾配を上っているのだから。なおこの時乗った列車には食堂車が連結されています。
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車窓には緑とマッチした集落が見えています。山ともあってとても美しい。
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列車は終点のルツェルンに到着しました。スイスで4番目に大きいルツェルン湖を眺めてお散歩。
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チューリッヒで宿泊するので列車で向かって2日前と同じユースホステルにチェックイン。夕食は近くにあるスーパーミグロスの中にあるセルフ式のレストランへ。前払い式で栄養満点の食事がとれます!これで19.7スイスフラン、日本円で2896円!やはりスイスの物価は高い…
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チューリッヒの夜の街を散歩してすぐに就寝。翌日はローザンヌ、ジュネーブ方面に向かいますがそれは次の記事で投稿します。本日もご覧くださりありがとうございます!
(追記)
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ユングフラウヨッホから出したはがきは2月27日に無事届いたと母から報告がありました。スタンプは特別仕様で高さが書かれています。
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