1 はじめに
本日もご覧くださりありがとうございます。先日東武線であほな挑戦をしましたがその1週間後に旅に出かけてきました。その旅行先は紀伊半島です。なお交通機関に乗車するにはきっぷが必要ですが・・・
今回はきっぷを購入していません。
さらに現金を使う機会もかなり限られました。しかし快適に旅行ができました。ではなぜなのでしょうか?それは記事を読み進めばわかります。今回は和歌山と三重をメインに移動してるので2回に分けて投稿します。それではどうぞ!
2 大阪へ飛んで特急を乗り継ぐ
2022年6月5日
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仕事を終えた後、夕食を食べてから羽田空港へ直行。チケットレスなのでスマホでらくらく搭乗。なお今回関西国際空港を初利用。
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梅雨前線の影響で搭乗する飛行機が10分遅れでした。
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10分遅れで飛行機は飛び立ちました。飛行時間は比較的短いのですがドリンクサービスをしてくれました。なお揺れが激しくなることが予想されるので機長の指示で冷たい飲み物限定で提供されました。
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飛行機は揺れる中10分遅れで着陸し、ここから本日のお宿のある地へ南海電鉄で移動。
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本日泊まるのは泉佐野駅近くに旅館「美松荘」。夜遅くの到着でしたがご主人の方が温かく出迎えてくれてお部屋に案内された後すぐに寝ました。
2022年6月6日
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翌日は起きた後朝食を食べるために外出。探していると「ヨッシャ食堂」なる元気そうな定食屋を見つけたのでここに入ることに。PayPay決済も可能。
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卵やきでけえ
店内はいろんな商品が並んでましたが特に卵焼きはミルフィーユのケーキかと思うぐらいのボリューム。ご飯は普通サイズで他にカレイの天ぷらをいただきました。元気にパワーをチャージしてヨッシャ旅を成功させてやる!お腹いっぱいになって旅の始まり。
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泉佐野からは南海電鉄で移動。向かいには関西空港へ向かうラピードが停車中。
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私もそのラピード号に乗車をします。特急券は事前のクレジット決済でチケットレス。
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ラピード号の車内はまるで宇宙船のよう。
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住之江駅を通過中。横は南海電鉄の車両基地がありラッシュのためガラガラ。
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新今宮駅でJRに乗り換えて天王寺からは紀伊半島へ一気に進みます。乗車するのは特急くろしお1号で太地駅まで3時間半の長旅です。チケットレス特急券を持って天王寺駅で列車を待ちます。
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ホームで列車を待っているとパンダが線路上に現れた!こちらは白浜町にあるアドベンチャーワールドとコラボしたパンダくろしおで車両にパンダのラッピングがされてます。
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車内の座席にもパンダがありなんとも可愛らしいイラスト。
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列車は大阪市内を定刻で出発し、和歌山駅を過ぎると紀勢本線に入ってきれいな太平洋に沿って走っていきます。
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海沿いを走る紀勢本線は津波のときに備えて座席に避難方法の書いてあるパンフレットがあります。ここにもパンダのイラストがあって中国語にも対応。
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くろしおの走る区間の中で切目から南部の区間は特に海に近い区間を走行します。この日はあいにくの天気ですが雄大な太平洋が眺められ車掌さんからもアナウンスがありました。
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列車はパンダのまち白浜駅に停車中。駅のいたるところにパンダの絵がありました。私も一昨年にアドベンチャーワールドへパンダを見に行きましたがとても可愛かったです!
アドベンチャーワールド
和歌山県白浜町にある動物園、水族館、遊園地が一体となったテーマパークで目玉は日本で13頭いる中で7頭いるジャイアントパンダです。ほかにもイルカショーが見どころ。最寄り駅の白浜駅からはバスで10分。
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白浜駅でほとんどのお客さまが降りたので車内はこのように貸し切り状態。大量のパンダが僕を見つめてる!
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古座川橋梁を通過中。海に近く鉄橋が多いのも紀勢本線の特徴。
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いよいよ太地駅が近づいてきました。海が近くなり列車から飛び込めばそのまま海水浴ができそうな近さ。
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11時33分、くろしお号は太地駅に到着して降りたお客さまは私を含めて2人でした。駅にはイルカを始めとする手作りのイラストがいっぱい出迎えてくれました。
3 本州の南の果てでグルメと観光
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駅前に太地町のバスが停まっていて乗車して昼食を食べるため常渡というバス停で下車。運賃は100円で現金前払い。
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今回昼食に選んだのがくじら料理が楽しめる「くじら家」で事前に予約しました。太地町はクジラ漁が盛んでクジラを使った料理の店が何軒かあります。実は今までくじらを食べたことがなく紀伊半島に行くならということで太地町に行ってくじらを食べることにしました。
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まず出てきたのがくじらの刺身とお吸い物。食べた感想は淡白でくじらの身のおいしさがそのまま伝わりました。刺身は嚙み切れる柔らかさです。
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くじらの串カツと竜田揚げも出てきました。くじらの竜田揚げは昔の学校給食で出てきたというのを聞いたことはありますが私は食べたことがないので味については謎でした。一口入れましたが脂っぽい感じはなく淡白で薄味でした。くじら自体は平べったく噛み応えがありました。これらの料理はくじら家ランチとしてセットで提供されてるのでくじらを思う存分味わいたいかたにおすすめ!
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くじらを食べた後は太地町を散策。町中を歩いてると巨大な船が出現。こちらは捕鯨船、第一京丸です。太地町は古式捕鯨発祥の地とされており江戸時代から捕鯨が盛んでした。明治以降は西洋式の捕鯨方法が導入されくじらの数も減りましたが今でも太地町では捕鯨が続いてます。
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近くにはくじらの博物館があるので見学をすることに。
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園内にはとてもでかい骨格標本がありましたがこれは世界一大きい動物のシロナガスクジラの標本で体長は26m。
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12時半からくじらショーがスタートするので私も見ました。くじらは人間と同じ哺乳類ですが間近でみるとその大きさに私も驚き!ショーに夢中だったので写真は撮れませんでしたがアクロバティックなその姿に見入ってしまいました。くじらショーの終わりの時もくじらがみんなに笑いながらあいさつしてくれなんだか人間のような親近感がわいてきました。
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ショーが終わった後にはくじらを間近で見れる機会があったので参加をしてみました。くじらが少しバタついていたので水しぶきがかかりました(笑)
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なおこの日は歯と口の健康週間だったのでくじらの歯磨きが公開されました。歯ブラシはとても巨大でくじらも静かに歯磨きをされてました。
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施設内には水族館もありここでも海の生物を間近で見ることができます。博物館の本館ではくじらの体の仕組みや捕鯨の歴史を知ることができます。近年国際的に捕鯨に対する厳しい目がありますが私としては太地はくじらとともに歩んできた素晴らしい町なので歴史を大切にしてくじらをPRしてほしいと感じました。
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くじらを感じた後は太地駅14時50分発の普通列車で串本駅へ向かいます。普通列車ではサイクルトレインが実施されていて自転車をそのまま載せて乗車ができます。
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ローカル線にはバスと同じく整理券を取る機械がありますが紀勢本線にはなんとICカードリーダーが隣にありました。JR西日本の紀勢本線(通称きのくに線)は全区間でSuicaをはじめとする交通系ICカードが使えます。つまりきっぷを買わなくてもICカードで大阪周辺から紀伊半島まで行けるんです!特急停車駅にはICカードをタッチする簡易改札機があるので私も大阪市内から太地までモバイルSuicaで乗車ができました。
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サイクルトレインで自転車を持ち込むときに手すりに固定するため手すりには保護用のゴムがまかれてました。このサイクルトレインは紀伊田辺から新宮駅の間で実施されています。
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15時29分に串本駅に到着しました。串本駅は本州最南端の駅。
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ちょうどおやつの時間だったので駅前の和菓子屋「潮ざき」で立岩巻を購入。串本の観光名所橋杭岩をイメージしていてふっくらしていて中のあんこはさっぱりしてました。
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串本駅からは路線バスを利用して潮岬へ向かいました。バスは運賃200円の現金前払い。
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やってきました、本州最南端!立派な石碑がありきた実感がわきました。この一帯は吉野熊野国立公園の一帯になっています。
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こちらが本当の本州最南端、クレ崎です。ここは台風中継でよく出ますが潮岬をはじめとする紀伊半島は台風が上陸しやすい台風銀座でもありたびたび和歌山県の台風の被害をよく聞きます。この日は雨が降ってたので傘が手放せませんでした。
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潮岬周辺は草原が広がっており奥には潮岬の観光タワーが立っていました。本州最南端到達証明書が発行してもらえますが16時で営業終了のため入れませんでした。
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近くには潮風の休憩所がありここから雨風しのいで潮岬を眺められます。さらに潮岬周辺の自然やここからかなり南にあるオーストラリアの木曜島に串本町の人が渡った歴史に関する解説もありました。
4 温かみのある民宿でゆっくり過ごす
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17時27分に潮岬をバスで出発し駅に到着しましたが乗車する普通列車が鹿と衝突した影響で遅れてました。
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6月なので空はまだ明るく雄大な太平洋をじっくり眺められます。私も日本中いろんな鉄道路線を乗ってきましたがこのきのくに線は一番のお気に入りです!
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列車は40分ほど揺られて那智勝浦町の中心紀伊勝浦駅に到着。この那智勝浦町は生マグロの水揚げが盛んで熊野観光の中心駅でもあり、大阪だけでなく名古屋方面からも直通の特急列車「南紀」が運行されてます。
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本日は民宿「お宿はな」に泊まります。駅から徒歩1分足らずというアクセスで私も今回で3回目の訪問。
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本日はこの「あさがお」というお部屋に泊まります。この民宿は各部屋にお花の名前がついています。
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本日の夕食は串本駅のご当地スーパー「オークワ」で調達しました。左下にあるめはり寿司は和歌山三重の熊野地方、奈良吉野地方の郷土料理で麦飯を高菜の浅漬けで包みました。語源は眼を見張るほど大きいたいう説があります。ほかにもくじらのうでものというもつや南紀の珍味とされるうつぼの揚煮も食べて和歌山尽くしの夕食となりました。
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民宿の中には交代制で貸切の温泉もありましたので私も利用しました。旅の疲れをしっかり取ることができました。
2022年6月7日
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おはようございます。今回は素泊まりなので朝食は前日に購入したパンを食べます。写真にあるメロンパンは串本市内にあるパン屋ボンクくすもとのメロンパンです。
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メロンパンは中に白あんが入ってました。
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今回は素泊まりプランでしたが朝食付きプランにすると漁港近くの飲食店「市場ごはんしげ」で本場の生マグロをはじめとする新鮮な海鮮を味わうことができます。私も一昨年食べましたが生マグロはもちもちして美味でした。
5 歴史ある世界遺産を巡ってご利益を授かる
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民宿をチェックアウトして本日の目的地へ向かいます。6時45分発の熊野御坊南海バスに乗って那智山へ向かいます。
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途中の大門坂で降りてここから世界遺産に指定されてる大門坂を上ります。なお熊野御坊南海バスではコード決済のPayPayが使えます。
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平日早朝ということもあり私以外誰もいません。杉の木が並ぶ石畳の道は空気が澄んでいて最高の深呼吸が味わえました!
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大門坂を上って熊野那智大社の入口に到着しました。立派な鳥居がお出迎えしました。
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熊野那智大社の社殿でお祈り。熊野本宮大社、熊野速玉大社とともに熊野三山の一つです。歴史は紀元前660年前からあり修験道や仏教の聖地とされました。一人でゆっくりと参拝することができパワーをたくさんもらうことができたかもしれません!?
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熊野那智大社の近くには青岸渡寺という寺もあり昔から修験道場として機能してました。現在の本堂は1590年に再建されました。西国三十三か所観音巡礼の最初の寺ともされていてここから近畿各地の寺を巡る旅が始まるのです。
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青岸渡寺境内には三重塔がありその奥には名瀑那智の滝が見えてきます。
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青岸渡寺からはこのような急坂を下っていきます。
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那智の滝を眺められる飛瀧神社にたどり着きました。滝の高さは133mで日本一、滝自体を御神体として祀られています。熊野那智大社はこの滝の神をそのまま祀りました。
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なお300円払えば那智の滝をより間近で眺められるお立ち台に入ることができ、延命長寿の滝つぼの水を飲むことができます。一緒に滝つぼの水を飲むためのお皿を200円払って手に入れて水を飲みました。
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那智山一帯の散策を終えここからはバスで那智駅に戻り10時11分発の列車で新宮駅に向かいます。しかしこの時点で9時前、那智の滝から那智駅までは5.3kmで一時間程度で歩いていけるのでバスを使わず歩いていくことにしました!
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下り坂をどんどん下りていきます。同時に熊野の自然を満喫します!
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道中で和菓子屋を発見したので黒糖を使用したかりんとうまんじゅうを購入。
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更に歩いていくと紀伊半島大水害記念碑を発見しました。潮岬のところでも解説した通り紀伊半島は台風がよく上陸するため水害による被害が多発します。特に2011年の台風23号ではかなりの雨量で氾濫がおき命を落とした住民の方もいました。隣には亡くなられた方の石碑もあり、水害に負けない丈夫な町になって欲しいと願いを込めてお祈りしました。
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10時頃に那智駅に到着し、10時11分の新宮行きで終点まで乗車します。
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10時29分に終点の新宮駅に到着しました。県境の駅でもあり和歌山寄りがJR西日本で三重寄りがJR東海の管轄で分かれてます。紀勢本線も和歌山からここまでは電車でしたが三重方面は電車が走れないのでディーゼルカーに役目が変わります。
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昼食にいただいたのは熊野地方の郷土料理さんま寿司。駅前の「徐福寿司」が出しててさんま一尾がまるごと使われてます!脂が少なくさっぱりしてました。
さて和歌山編はここまでになりますが水に関わる観光地が多く、食事も魚をよく食べました。海もきれいで那智山はマイナスイオンが溢れてました。その一方で台風が良く上陸するということもあり水害に悩まされ続けている地でもあることが分かりました。水害が多いので私が今回利用した紀勢本線もたびたび長期運休してますがそのたびに復旧していて地域の足は守られ続けてます。しかし紀勢本線は今回乗車した区間を含む白浜から新宮の間は一日の輸送人員が2000人未満の赤字ローカル線となっておりこのコロナ渦でお客さまが減りました。さらに将来紀伊半島が高速道路で一周つながるのでこのままでは鉄道の存続が危ぶまれてます。しかしJR西日本の紀勢本線は全線ICカードが使用できますし最近新型車両が導入されて快適性は前と比べてよくなりましたので未来はあると思います。
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JR西日本の株主でもある私が何かできることはないか考えた結果今回普通列車に乗車した串本と新宮の1か月定期券を購入しました。できることはこれだけですが紀勢本線をはじめとするJR西日本ローカル線を応援したいと感じました。定期券は使うつもりはありませんし使う機会はありません。なお紀勢本線では2021年から観光列車「WEST EXPRESS銀河」が運行され2022年も10月から半年間運行されます。私はまだ乗車したことがありませんがぜひとも乗車したいというより必ず乗車します!ただ抽選制なので当たらなければまず乗車はできませんが・・・
何はともあれこれからも南紀州の足として鉄道を守り続けてほしいです。
コロナ、水害に負けるな紀勢本線!
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以上私が大好きな紀伊半島の旅和歌山編でした。ご覧くださりありがとうございます。次回は三重県編を投稿する予定ですのでお楽しみに!写真は今回利用したモバイルSuicaの履歴と熊野御坊南海バスの決済画面です。
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