四季島に乗っちゃった!!! 関東周遊1泊2日の旅 2日目

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1 朝目覚めるとそこは相模の国

2023年2月19日

おはようございます。この日私は5時ごろに起きるとそこは根府川駅ですがあいにくの雨。貨物列車などを見ることができ5時50分には全寝台を乗りつくしたサンライズ瀬戸、出雲号が通過。

その後日はだんだん上ってきて空は明るくなりました。ダイニングでモーニングコーヒーと少しのパウンドケーキ。

7時ごろに根府川駅を発車してこの日最初の観光地小田原に到着しました。小田原駅では歓迎の上で四季島専用の改札口を抜けました。

小田原駅からタクシーに乗車して報徳二宮神社の近くにある「報徳」にて朝食。土釜炊きの白飯に豊富な種類のおかずが立ち並びます。他に金目鯛の焼き物も出てきて人生史上一番おいしい朝食でした!

写真はありませんが報徳二宮神社内で特別祈祷も行われて旅の安全を祈りました。

次に訪れたのは江之浦測候所。ここは美術家の杉本博司さんがミカン畑だった場所にいろんな作品を集めてできた施設で眺めも絶景。館長の語りはとても面白かったです!

小田原駅に戻り四季島の車内は出発した時のようにソファーに戻ってました。

2 ランチで相模の海の幸

小田原駅を発車した直後、12時からランチの時間。一度伊東線の来宮駅まで南下して再び小田原方面に出発。海を見ながらの絶景ランチ!

ランチは小田原市内のイタリアンレストラン「イルマーレ」による魚のイタリアン。最初に出たのは鮮魚のサラダ仕立て。魚と言えば和のイメージが強かったですがこのランチでいろんなものに合うんだなということを改めて感じました。

飲み物もワインやソフトドリンクまでいろいろあり私は福島産の天然の炭酸水をチョイス。1日にわずかな量しか採取されず2016年の伊勢志摩サミットでも首脳陣をもてなすために提供されたすごい炭酸水でランチが豪華なこともあって少し首脳陣の気分(笑)

小田原産の桜エビを使ったパスタは手打ちのパスタで地元でとれた菜の花を入れた一品。もっちりしてて桜エビはパリパリの食感!

真鯛のソテーバジリコ風味は皮はパリッと身はふっくらとしててバジルソースとの相性が抜群でした!

デザートは昨日のディナーと似たパンナコッタ。イチゴは小田原産で自家製ジェラートが添えられてます。最後まで飽きさせないランチでとても美味しくいただけました!

3 地元凱旋、最後まで思いっきり楽しむ

ランチ後は再び車内を散策。四季島は埼玉に向けて北上中。

東海道本線で品川まで進んだのちしばらく停車して方向転換して新宿方面へ。品川から大崎は普段は成田エクスプレスが走る「山手貨物線」を通り大崎駅でりんかい線、埼京線を眺めました。大崎からは深谷まで湘南新宿ラインと同じルートで走ります。

自分の地元浦和を通って大宮総合車両センター、鉄道博物館を横に眺めます。鉄道博物館は休日ということもあって多くの方からお手振り!

16時前に最後の観光地深谷に到着しました。レンガ造りで東京駅と瓜二つ、新1万円札に採用される渋沢栄一の生まれた地でもあります。地元のガイドさんによる深谷駅の解説があり乗車する前には深谷ねぎのプレゼントがありました。

四季島は深谷駅を出発して再び出発の地上野駅へ戻ります。車内では四季島名物のキーマカレーを母と一緒に味わいました。程よい辛味で最高のキーマカレーでした!

さらに東日本各地の生ハムチーズの盛り合わせと秋田名物の稲庭うどんまで注文して四季島の全メニューを制覇(笑)写真はハーフサイズなので少量でも十分楽しめます。四季島の全メニューを無理なく体験したければこのハーフサイズはおすすめだと思います!

列車は私が少年時代を過ごした地浦和を通過。あと少しで終わってしまうかと思うとなんだかさみしい気持ちですが本当に忘れられない1泊2日でした。

お母さん、四季島にお誘いしてくれてありがとう!

4 四季島旅は終わらない

17時40分、四季島は終点の上野駅に定刻で到着。スイートルームに別れを告げて13.5番線ホームを歩いてラウンジに向かいます。

ラウンジに到着しましたが四季島の旅は「フェアウェルパーティー」が開かれて四季島のテーマソングをBGMにカメラマンが旅行中に撮影した数々の写真がスライドショー方式で流れます。そのあとはクルーの方々から挨拶があり写真のお椀に注がれたお茶で乾杯。

四季島の車両は回送列車となるため上野駅でお見送り。この時は乗客の方々がハンドベルを鳴らして列車が見えなくなるまで振り続けました。母がベルを振る姿を私は写真で残して列車は見えなくなりました…。その後クルーの方たちにお別れをして地元へ帰りました。ちなみに帰りも大きな荷物は自宅まで送ってくれて東京都区内有効の乗車券が乗客に配られました。

2023年3月23日

旅が終わった1か月後、ヤマトから宅急便が届く通知が来て荷物を受け取るとなんと私たち親子の写真で構成されたフォトブックとDVDが入ってました。旅は終わってなかったのです。本当に最高の1か月でした。

四季島は2017年5月に運転を開始しましたがその当時の私は無職で身内に自分の財産100万円以上を吸い取られて気分的に真っ暗。再就職は時給870円で1日6時間の郵便局アルバイトで生活で手一杯。上の写真を撮影した2017年当時四季島なんて夢のまた夢、一生乗ることはないと思ってたのにそこから5年以上たって四季島に母からお誘いが来るとは思いませんでした。未来は何があるかわからないですね。とにかく最高にうれしかったです!最後に…

母さん、四季島に誘ってくれてありがとう!!!

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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