本日もブログをご覧くださりありがとうございます。今年の2月に私は最高級の列車四季島に乗車することができました。2017年5月に運行を開始した当時は全然縁のないのかと思ってましたが乗れてしまいました。とにかく忘れられない1泊2日の旅でした。
1 なぜ四季島に乗れたのか
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私は2022年3月に母親にカシオペア紀行の旅を親孝行目的でプレゼントしましたがこの時に母がこんなことを言いました。
次は私が四季島に乗せる!
おそらく嬉しくて気分が高まってたと思いますがこの時は冗談かと思ってました。
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時は経って2022年7月に誕生日に会わないかと母にラインしたところこんな返信が…
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冗談ではなく本当に四季島に乗れることになりました。しかも母からのお返しというもの!お返しなど全く期待してなかったのでまさかの展開。四季島など夢のまた夢かと思ってたのに…
それからというもの四季島のツアーデスクから郵便を受け取ったりディナーの時に着るスーツを購入したりと乗車の日は着実に近づきました。
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四季島乗車日が近づくと宅急便のタグが自宅に届きました。これは大きな荷物を自宅から集荷して当日に四季島の部屋まで送ってくれるというもの。さらに東京都区内の有効なきっぷも入っていて当日乗車する上野駅まで少し安く行けます!
2 四季島に乗車、関東を周遊する
2023年2月18日
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いよいよ上野駅へ向けて出発。途中の尾久駅には2022年に乗車したカシオペアの電源車がありました。
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8時ごろに上野駅に到着すると四季島のスタッフがラウンジ近くの13.5番線ホームで待機しており案内がありました。ICカードときっぷの併用で埼玉から乗車したので改札で処理したのちに四季島ラウンジまで案内されました。
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ラウンジでは早速お菓子が出されておいしい!グラスに入ってるのは白ワイン、ではなくお茶。その後出発式が行われて上野駅長からのあいさつに始まり車掌とトレインクルーから自己紹介ののち順番に車内に案内されます。
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いよいよ私たちの番となって四季島専用の13.5番線ホームを歩いていきます。いままで外から見るだけだった四季島に乗れると思うとかなりの緊張。
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本日泊まるのは8号車の「スイート」。ベッドはソファーとなっておりゆっくりできそう。
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こちらはトイレとシャワー室。トイレはウオシュレット付き、シャワーは時間制限なしで石造り。四季島の設備はもはやカシオペアを超えてます!
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室内には冷蔵庫もあってそこには飲み物がありました。果汁100パーセントで四季島の走る東日本特産の果実を使用。
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今回のコースは関東周遊の1泊2日のコース。上野駅を出発して常磐線、武蔵野線、京葉線などをジグザグと進んで鹿島神宮と佐原を観光したのち車内で過ごして根府川駅で翌日を迎えます。その後は小田原で観光をして深谷まで北上、上野まで戻ります。自分の地元も通るので少しうれしい!
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四季島の先頭車両までやってきました。窓が大きく広いです!この時乗務してた車掌さんは研修などの関係で4人。かなり激レアなケースだそう。
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四季島は上野から常磐線を走行してましたが馬橋を出発すると高度を上げて「馬橋支線」を通り武蔵野線に転線。この馬橋支線は旅客列車が通るのは稀で鉄道好きの私が今回一番見たかった部分なんです!
武蔵野線の南流山駅では貨物列車しか通らない通過線に停まって運転台を交換して西船橋方面に出発しました。沿線では手を振ってくれる方々も多くわたしも振り返しました。車掌さんの解説もあって車内は盛り上がり!
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四季島のラウンジに来ました。天井がとても高くインテリアは大樹をイメージしていて美しい。ここではコーヒーをはじめとする飲み物を注文できて私も母と一緒にしばらくいました。
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ただいま千葉駅に停車中で総武線各駅停車の車両が隣に見えます。日常でよく見る風景を非日常の空間から眺めるられるのがこの四季島関東周遊の大きな特徴!
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12時が近くなってクルーのベルが鳴り響いてランチのお知らせ。この日は神楽坂にある日本料理「くろす」の和食をいただきます。蓋の上には花が添えられていて料理というより作品。
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蓋を開けると色とりどりの品の数々。箱もなんだか四季島のマークみたいでどの品も味は絶品。私は右下の鯛の刺身が気に入りました!
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その鯛の刺身を茨城産のお米にのせて出汁をかけると鯛茶漬けに早変わり。水菓子に抹茶プリンも出てきて最後まで飽きさせない味でした。
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列車は東に進んで鹿島神宮駅に到着。ホームでは地元の高校生による「銀河鉄道999」の演奏で歓迎を受けて四季島専用なバスで観光に向かいます。
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最初の観光地鹿島神宮では宮司さんの案内があり本殿では四季島の乗客だけに特別な御祈祷を受けて旅の安全を祈りました。鹿島神宮は私も去年の2月に行きました。
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その後はバスで千葉県の佐原に移動。佐原は55歳で日本地図制作を始めた伊能忠敬のゆかり地で小江戸とも呼ばれてます。市内には忠敬が過ごした旧宅が残っていて、川沿いには風格ある建築が並んでました。
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佐原を満喫した後バスで佐原駅に戻って四季島へ。車内はベッドメイキングされていて寝間着も準備されてました。四季島に用意されている寝間着は埼玉川越生まれの伝統工芸品なんです。
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鹿島神宮では特製のお札などをもらいました。
3 ディナーはドレスコードあり、その後も味わいまくり
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ディナーまでの時間私たち親子でラウンジに行きピアノとバイオリンの生演奏を楽しみました。「春よ来い」「ハナミズキ」など春を感じる曲が車内に流れました。四季島の車内は不規則に揺れることもありピアニストとバイオリニストは大変だと感じました。
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夜になって四季島の展望車は幻想的な光景になりました。列車は武蔵野線を走行中。
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20時ごろ、ディナーの時間が近づいてきたので食堂車へ。四季島にはドレスコードがあるので演奏会前にスーツを着用。もちろんドレスコードなんて四季島乗車まで聞いたことありませんでした(笑)
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前菜 からすみキャビア 蛤のパセリバター焼き パセリシフォン
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伊勢海老の軽いソテーと平目のムース濃厚な海老のソースにバニラの香り
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甘鯛の松笠焼き 大根のやわらか煮 蕪(かぶ)とずわいがにのすり流し風ブイヨンソース
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四季島のオリジナルノンアルコールカクテル「こよみ」は柑橘系が入ってます。酒はたしなむ程度でスイートワインをいただきました。私の母はワイン好きなのでいろいろ試してました!
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メインの肉料理は常陸牛の鉄板焼きと上州牛のローストビーフ。肉は絶品でしたがそれ以上にナイフの切れ味に驚きました。ナイフは福井県越前市の「龍泉刃物」で日本刀の技術が使われた四季島のための特注品!添えた瞬間にスッと切れる感触は本当に初めて。
途中で総料理長から挨拶があって四季島を思う存分に楽しんでほしいとメッセージがありました。
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締めのデザートは埼玉の苺を使ったパンナコッタとチョコケーキ、マカロン。これだけ食事を楽しんだのは初めてで忘れられないものとなりました!
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夕食後はラウンジに行って夜の車窓を楽しみます。列車は府中本町駅から武蔵野貨物線を通り写真の新鶴見信号場付近に差しかかりました。ラウンジには今まで利用した乗客の残した日記があるので読んでみました。
「二度目の四季島」「三度目」
驚きました!四季島の値段は一回数十万から百万円超なのにリピーターがそこそこいるのです。ここまで乗車して思いましたが最高の至れり尽くせりのサービスはまた利用したくなる気持ちもわかりますね!
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ラウンジではいろいろ提供してるのでディナー後ではありますがシェフのおすすめデザートを注文。3種類のシャーベットとプリンは絶品。
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デザートを味わったはずなのにそのあとに四季島オリジナルラーメン(笑)甘いものが続いてたのでしょっぱい食べ物で締めくくり。ラウンジ内も車掌さんが巡回しててしばらく談笑。母とは私が今年2月に行ったスイス旅行の話で盛り上がりました!
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十分満腹になった後はシャワーと歯磨きをして就寝。2日目の模様は次の記事で投稿します。本日もご覧くださりありがとうございます!
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