2020年最長片道切符に挑戦!(5) 東海で都会とローカル線を行く

最長片道切符挑戦!(4)首都圏編はこちら

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10日目 国府津から塩尻 夜は長かった…

2020年10月27日

【101】国府津(7:47)→沼津(9:28) 御殿場線

ホテルで簡単な朝食を食べた後、最長片道切符の旅を再開するため国府津駅に向かい御殿場線に乗車。1934年に東海道本線が熱海経由となる前は東京大阪を結ぶルートとして重要な役割を担いました。途中の御殿場駅で行き違いのため長く停車があり途中下車を実行。

【102】沼津(9:33)→富士(9:51) 東海道本線

沼津駅で5分乗り換えで東海道本線に乗り換え。吉原駅で岳南電車に乗り継げます。

【103】富士(10:15)→甲府(12:05) ふじかわ3号

富士駅からは初乗車の特急ふじかわ号。この車両は中学時代に母と乗ったムーンライトながらの車両。途中の富士宮は母と富士山登山の時に訪れ駅前のおばさんとなぜか会話が盛りあがった思い出があります。身延の東側には朝霧高原が広がり2010年のボーイスカウト日本ジャンボリーでキャンプを行った際薪割りで怪我しました(笑)鰍沢口(かじがさわぐち)駅は読むのが難しい!

【104】甲府(12:17)→八王子(13:11) あずさ22号

甲府でまた特急列車で3日前以来2度目のあずさ。この時は座席の違いを確かめるべくグリーン車を予約。

【105】八王子(13:20)→新横浜(14:12) 横浜線

再び東京都に戻って横浜線に乗車。

【106】新横浜(14:51)→豊橋(15:54) ひかり651号

新横浜駅で東海道新幹線に乗り換えます。最長片道切符の経路は豊橋まで新幹線(小田原)東海道線(三島)新幹線(静岡)東海道線となってますが予定の都合でここは一気にノンストップのひかりで駆け抜けます。東海道新幹線が沼津に停まることにもしなってたら経路が変わってたかもしれない。本当に最長片道切符は面白い。

静岡県内で食べた主なお菓子はこの二つ。左のこっこは静岡生まれの蒸しケーキでガンダムのイラスト入り。右の菊水堂ポテトチップスは埼玉県八潮市の工場で作られてます。

【107】豊橋(16:42)→岡谷(22:53) 飯田線、中央本線

豊橋駅から乗る列車はこの日はあと2本。すぐに終わるのか?いえ終わりません。乗車距離は200㎞以上、乗車時間は6時間越えのロングラン列車で飯田線を乗り通します。豊橋出発時点では通学客が多かったです。

織田徳川連合と武田軍が戦った長篠の戦いの舞台を過ぎた後夕食をオープン。新横浜駅で購入した崎陽軒の中華弁当でシウマイの他チンジャオロースやエビチリも入ってて満腹になりました。飯田線は渓谷の中をのんびり走っていく。

水窪(みさくぼ)、為栗(してぐり)という難読駅を通り長野県に入って時刻は20時ごろ。天竜峡駅に到着し3時間乗りましたがここでようやく半分乗ったことに。まだ3時間近く乗るのにケツが割れそう(笑)駅も多すぎてゆっくりなのでだんだん思考停止してくるように。車掌さんは乗務していてドアが開くたび走る走る!

辰野駅でJR東海からJR東日本の乗務員に交代して22時53分、ようやく列車を降りられました。飯田線長すぎる!

【108】岡谷(23:14)→塩尻(23:24) 中央本線

岡谷駅で松本方面の列車に乗り換えて塩尻駅でこの日は終了。終点の松本は3日前に通過しててその間にかなりの遠回りをしたことを計画表を見て実感しました。

塩尻駅近くの「ホテル中村屋」に入ってこの日はお休みします。

11日目 塩尻から紀伊勝浦 太平洋まで一気に南下!

2020年10月28日

地域共通クーポンをもらいましたが長野県は多くの県と隣り合ってるのか使える県が9県!

【109】塩尻(8:49)→名古屋(10:53) ワイドビューしなの4号

この日最初の乗車はワイドビューしなの号。振り子装置を搭載しててカーブの多い中央西線を静かに駆け抜けます。前面展望が楽しめる車両は一番後ろで座ったのは普通の指定席。ほぼ中山道と並行してて奈良井、福島、妻籠(つまご)といった宿場町を横に眺めます。愛知県に入る前中山道に別れを告げて東海の大都市名古屋が見えてきました。

名古屋駅では長野県でもらったGOTOクーポンを使って昼食の時間。えびふりゃー定食をいただきましたがエビがでかい!

【110】名古屋(12:06)→亀山(13:09) 関西本線

名古屋から大阪までを結ぶ関西本線に乗車します。関西本線は名古屋からJR難波までを結ぶ重要な幹線ですが全線乗り通す人は皆無で名古屋難波間は並行する近鉄が圧倒的に有利です。乗車していても並んで走る近鉄のほうが車両、スピードともに勝っていることを実感。

【111】亀山(13:16)→松阪(14:06) 紀勢本線

亀山駅は紀勢本線の始発点でここから紀伊半島を一周します。車両はディーゼルカーに変わりましたが直前まで乗ってた電車とデザインがほぼ変わらない。津駅で伊勢鉄道と合流しますが名古屋と伊勢、南紀を結ぶJRの列車はすべてこの伊勢鉄道を通ります。

【112】松阪(14:16)→新宮(16:24) ワイドビュー南紀5号

牛肉で有名な松阪でこの日2回目のワイドビュー特急、南紀号に乗り換え。2020年に入って3回も乗るとは思っていませんでした。路線は世界遺産の熊野古道と並んで走り熊野川を渡ると和歌山県。

新宮駅からはJR西日本の管轄に変わって車両も電車に変わります。停車してた特急は「パンダくろしお」で少し怖い…

【113】新宮(17:06)→紀伊勝浦(17:30) 紀勢本線

新宮駅から2両編成の紀伊田辺行きに乗車。105系電車は海をイメージした青緑の塗装でなんだか昔の常磐線のよう。

紀伊勝浦駅でこの日の移動はおしまい。西日本周遊無限列車の旅から2か月ほどで再び同じ「お宿はな」。

また来てくださりありがとうございます。

顔を覚えてくれてました(笑)夕食は町内の「マグロ三昧那智」でマグロの定食を食べました。刺身だけでなくとんかつや肝もあっておいしくいただけました。

宿へ戻る途中に踏切を通ったのは新宮行き普通列車。車両は常磐線を走ってた103系を改造したんもので独特のモーター音を響かせ漆黒の闇に消えました。この車両は2021年3月に新型に置き換わりました。

次回は近畿を回ります。

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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