2020年最長片道切符に挑戦!(3)信越地方に突入思い出の地も回る

最長片道切符挑戦!(2)東北編はこちら

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6日目 新地から長岡 福島を横断して新潟へ

2020年10月23日

【36】新地(6:20)→原ノ町(6:50) 常磐線

ホテルをチェックアウトして雨の中始発の原ノ町行きに乗車。

【37】原ノ町(6:53)→いわき(8:12) 常磐線

原ノ町でいわき行きに乗り換えて2020年3月に全線復旧した常磐線の中でも特に復旧に時間のかかった区間を行きます。2010年以来10年ぶりの訪問でルートは当時と変わらず、復興は進んでました。

【38】いわき(8:41)→郡山(10:20)磐越東線

いわきからは西に方向転換して日本海へ向かいます。自分の中で2度目の磐越西線。

【39】郡山(10:41)→会津若松(11:50)磐越西線

SLも走る磐越西線は指定席付きの快速列車あいづ号で会津若松まで乗車。前日に指定席を予約しようとしましたが満席で取れず…

会津若松で時間があり2.8km歩いて鶴ヶ城へ!最寄り駅は只見線の七日町駅なので2駅ぶん歩いたことに。幕末の戊辰戦争に耐えた難攻不落の城ですが1時間ちょっとしか時間がないので数分みてすぐ会津若松駅に戻ります。

【40】会津若松(13:08)→喜多方(13:25) 磐越西線

会津若松からラーメンを食べるため喜多方へ。「来夢」でチャーシューが大量に乗ったラーメンを食べて満足。

【41】喜多方(14:33)→新津(17:11) 磐越西線

喜多方から磐越西線をさらに西へ進んで徳沢駅を出発して阿賀川を渡り新潟県に突入。その後阿賀野川と名前を変えて川沿いに進んでいき終点の新津駅に到着。

【42】新津(17:17)→長岡(18:01) 信越本線

新津駅からこの時点で数少なくなっている115系電車に乗車。私は高校時代からたくさん乗車してきましたが新型車両にだんだん置き換わりこの色を見ることも少なくなりました。なおドアは自動で開いてましたがコロナ前はドアを手で開けていました。

長岡駅に到着してこの日泊まる宿にチェックインだけしてすぐに長岡駅へ戻ります。宿はゲストハウスというよりカプセルホテルのよう。

【43】長岡(18:25)→新潟(18:48) とき333号

24分の間で宿のチェックインを済ませた後は上越新幹線で新潟へ。自由席に乗車しようとしましたが意外と満席で座れず。仕方なくデッキで立ったままニューデイズで購入したおにぎりを食べます。

【44】新潟(19:00)→吉田(19:50) 越後線

新潟駅ではいったん改札を出て駅舎を撮影。万代口の駅舎は解体が決まっており一部で足場が組まれてました。新潟から人生2度目の越後線に乗車。車両は最新のE129系で新津から乗った115系との世代交代が進んでました。通勤客でそこそこいっぱいの車内は賑わいを見せてました。

【45】吉田(19:53)→柏崎(21:01) 越後線

吉田駅では柏崎方面の最終電車に3分で接続。もちろんこれを逃した瞬間に今後の工程が一気に狂います。私は2010年夏の青春18きっぷ旅で列車を寝過ごした苦い思い出があるので同じ過ちを犯してはいけないと緊張しました。2両編成の車内は静かで途中からは貸し切り状態。

【46】柏崎(21:04)→長岡(21:29) しらゆき9号

柏崎で3分乗り換えの間に撮影したのは弥彦線で以前走行してた車両のリバイバルカラー。すぐに長岡に戻るしらゆき号に乗車します。この日の工程はきっぷの経路上は宮内駅までですが長岡駅まで乗車するので宮内と長岡の往復乗車券を別途購入。宿で洗濯をしたので寝たのは0時過ぎになりました。

7日目 長岡から越後湯沢 自然豊かな長野

2020年10月24日

【47】長岡(7:27)→戸狩野沢温泉(9:45) 飯山線

朝食は宿でもらった500円のクーポンで「スターバックス」のパンを購入。宮内までの往復乗車券を通して戸狩野沢温泉行のワンマン列車に乗車して越後川口で上越線と別れます。

列車は森宮野原駅手前で長野県に突入して千曲川を横に眺めて進んでいく。沿線にはスキー場も多くあります。

【48】戸狩野沢温泉(9:50)→飯山(10:01) 飯山線

戸狩野沢温泉で1両から2両の列車に乗り換え。飯山で北陸新幹線に乗るため新幹線改札に立ち寄りましたが職員は私のきっぷに興味津々。

【49】飯山(10:34)→上越妙高(10:45) はくたか555号

北陸新幹線は飯山駅から糸魚川駅まで乗車しますが自由席は2540円。しかし!上越妙高で分割すると1760円で780円も安くなります!ちなみに上越妙高駅を境に東京方面がJR東日本、金沢方面がJR西日本と管轄が分かれます。なお私は上越妙高駅で途中下車。窓口に立ち寄ると「乗車券コピーしてもいいですか?」との依頼がありもちろんOK!職員にとってもかなり珍しいきっぷであることを感じたやりとりでした。

上越妙高で途中下車した私はえちごトキめき鉄道に乗って高田へ。高田城周辺を散策しましたがよく見ると城にあるはずの石垣がありません。三重櫓は明治に入って焼失しましたが1993年に復元。桜の名所として春はピンクに咲き誇ります。

【50】上越妙高(12:35)→ 糸魚川(12:48) はくたか559号

上越妙高から新幹線に乗って糸魚川へ。ここで駅構内の食堂で糸魚川のB級グルメブラック焼きそばを食します。食べ終えたのは列車出発の5分前。味噌汁熱かった…

【51】糸魚川(13:23)→南小谷(14:25) 大糸線

糸魚川から大糸線に乗車します。近くにはえちごトキめき鉄道の「雪月花」が停車中。南小谷まではJR西日本の運行区間で車両はJR西日本ローカル気動車のスタンダードキハ120。車両は姫川に沿って進みます。南小谷で途中下車する際職員が驚き同僚らしい人に「これが最長片道切符だよ!」と見せ合ったりしてました。

【52】南小谷(15:01)→松本(16:25) あずさ46号

南小谷からは大糸線唯一の定期特急列車あずさ号で松本まで。ここから管轄がJR東日本に変わり車両も電車になります。乗車時点では貸し切りでしたが信濃大町以降でちらほら乗車する方がいました。大糸線は沿線に日本アルプスを眺められて私自身が2011年にボーイスカウトで登った白馬岳2017年にアルペンルートで通った立山が見えます。

【53】松本(16:34)→長野(17:50) 篠ノ井線

松本駅まで南下した後、篠ノ井線で北上します。なお車内は進行方向左側がクロスシート、右側がロングシートとなってます。大糸線で主に運行されてるので車窓の日本アルプスを意識してるかもしれません。

姨捨駅停車中には日本三大車窓の善光寺平を眺めます。昼間とはまた違い夜景もロマンチック。

【54】長野(18:22)→高崎(19:09) はくたか572号

長野駅で本日3回目のE7系新幹線。高崎までの道中は駒ケ根に本拠地のある明治亭のソースかつ丼。ソースは濃厚でかなりボリューミー。

【55】高崎(19:31)→越後湯沢(20:00) たにがわ411号

高崎からは2階建て新幹線MAXたにがわ号で越後湯沢を目指します。高崎からは山岳地帯を走るのでトンネルがほとんどで外の景色はほとんど見えません。まあ夜なので景色は真っ暗でしたが。

越後湯沢駅から今晩の宿があるところまで歩きます。今晩の宿は駅から3.7㎞離れたところにありチェックインの時間は21時が限度!過ぎたら野宿確定なので速足で夜の国道17号を行く…

到着したのは「スポーツプラザ白樺」。スキー所近くにあるペンションのような建物でした。チェックインした時に宿のオーナーに最長片道切符を見せるとすごいと感心してました。恥ずかしながらお風呂に入らず疲れですぐに寝てしまいました。

次はいよいよ首都圏へ!過酷でした…

最長片道切符(4)首都圏編へ

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この記事を書いた人

埼玉県在住の乗り鉄です。2011年から日本の鉄道完全乗車を目指し、2022年に只見線で達成しました!ほかにも飛行機に乗るようになってJGCを取得、旅の移動は公共交通を利用します。

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